3 台のノードを展開し、これらをクラスタとして接続することで、新しい Automation Orchestrator 環境が高可用性で実行されるように設定できます。
Automation Orchestrator クラスタは、共通の PostgreSQL データベースを共有する 3 つの Automation Orchestrator インスタンスで構成されています。設定された Automation Orchestrator クラスタのデータベースは、非同期モードでのみ実行できます。
Automation Orchestrator クラスタを作成するには、クラスタのプライマリ ノードとなる Automation Orchestrator インスタンスを 1 つ選択する必要があります。プライマリ ノードを設定したら、セカンダリ ノードをプライマリ ノードに参加させます。
作成した Automation Orchestrator クラスタには、自動フェイルオーバーで事前に構成されています。
注: 自動フェイルオーバーが失敗すると、データベースのデータが失われる可能性があります。
前提条件
- 3 つのスタンドアローン Automation Orchestrator インスタンスをダウンロードして展開します。Automation Orchestrator Appliance のダウンロードと展開 に移動します。
注: クラスタ化された Automation Orchestrator 環境は、3 つのノードで構成できます。
- すべての Automation Orchestrator ノードで SSH アクセスが有効になっていることを確認します。Automation Orchestrator Appliance への SSH アクセスを有効または無効にする に移動します。
- ロード バランサ サーバを設定します。ロード バランシング ガイドに移動します。
手順
結果
Automation Orchestrator クラスタが作成されました。クラスタを作成した後に Automation Orchestrator 環境にアクセスするには、ロード バランサ サーバの FQDN アドレスからアクセスする必要があります。
注: クラスタのコントロール センターにアクセスするには、ロード バランサの root パスワードを使用する必要があるため、クラスタ ノードの設定は、異なる root パスワードが指定されている場合でも編集することができません。このノードの設定を編集するには、ロード バランサからノードを削除し、コントロール センターの設定を編集してから、ノードをロード バランサに再度追加します。