vSphere 仮想マシン スナップショットを使用して、Automation Orchestrator 環境をバックアップおよびリストアできます。

次の手順は、クラスタ化された Automation Orchestrator 環境のバックアップとリストアに基づいています。スタンドアローンの Automation Orchestrator 環境の場合は、vSphere スナップショットを作成し、この手順で説明する追加のクラスタ固有の手順を実行せずに、環境を元に戻します。

注: vSphere 仮想マシンのスナップショットを使用する方法の詳細については、 仮想マシンのスナップショットの作成および 仮想マシンのスナップショットを元に戻すを参照してください。

手順

  1. Automation Orchestrator クラスタのプライマリ ノードを特定します。
    1. SSH を使用して、いずれかのノードの Automation Orchestrator Appliance コマンド ラインに root としてログインします。
    2. primary コマンドを実行して、kubectl -n prelude exec postgres-0 ロールを持つノードを見つけます。
      kubectl -n prelude exec postgres-0 –-chpst -u postgres repmgr cluster show --terse --compact
    3. kubectl -n prelude get pods コマンドを実行して、プライマリ ノードの FQDN アドレスを見つけます。
      kubectl -n prelude get pods -o wide
  2. Automation Orchestrator 環境をバックアップします。
    1. vSphere Client にログインします。
    2. Automation Orchestrator ノードのスナップショットを作成します。
      ノードをバックアップする場合は、特定の順序に従う必要があります。まず、レプリカ ノードをバックアップし、その後、プライマリ ノードをバックアップします。
      注: [仮想マシンのメモリのスナップショット作成] オプションを有効にして、 Automation Orchestrator ノードのスナップショットを作成しないでください。
  3. Automation Orchestrator 環境をリストアします。
    1. Automation Orchestrator ノードを手順 2 で作成したスナップショットから元に戻します。
    2. Automation Orchestrator ノードをパワーオンします。
      ノードをパワーオンする場合は、特定の順序に従う必要があります。まずプライマリ ノードをパワーオンし、その後レプリカ ノードをパワーオンします。