XML プラグインを使用すると、XML ドキュメントを作成、変更するワークフローを実行できます。

XML プラグインは、Automation Orchestrator の JavaScript API にドキュメント オブジェクト モデル (DOM) XML パーサーの実装を追加します。また、ワークフローから XML ドキュメントを作成して変更する方法を示すサンプル ワークフローもいくつか提供します。

または、Automation Orchestrator の JavaScript API で ECMAScript for XML (E4X) 実装を使用し、JavaScript で直接 XML ドキュメントを処理することができます。E4X スクリプトの例については、『Automation Orchestrator を使用したワークフロー開発』を参照してください。

E4X の詳細については、ECMA-357 標準を管理する組織の Web サイトをご覧ください。

XML プラグイン サンプル ワークフローの実行

Automation Orchestrator クライアントから XML プラグインのサンプル ワークフローを実行して、テスト用に XML ドキュメントを作成および変更することができます。

ワークフローではファイルの作成、読み込み、変更などを行うため、作業ディレクトリに対する十分なアクセス権を持っている必要があります。

Orchestrator には、サーバ システムのルートに、orchestrator という名前のフォルダに対する読み取り、書き込みおよび実行の権限があります。ワークフローにはこのフォルダに対する読み取り、書き込みおよび実行の権限がありますが、サーバ システムにフォルダを作成する必要があります。Orchestrator Appliance を使用する場合、フォルダの名前は vco で、/var/run/vco に配置します。

ワークフローや JavaScript からサーバ ファイル システムのアクセス権設定を変更することで、その他のフォルダへのアクセスを許可することができます。「Automation Orchestrator のインストールと構成」、「ワークフローやアクションからのサーバ ファイル システムのアクセス権の設定」を参照してください。