このダッシュボードでは、DaaS のデータセンター部分の全体的なパフォーマンスを把握できます。Horizon ネットワークのパフォーマンス ダッシュボードと併用することで、Horizon の全体的なパフォーマンスが全面的に可視化されます。
設計上の考慮事項
このダッシュボードは、監視のエントリ ポイントとして機能します。RDS ファーム ダッシュボードと VDI プール ダッシュボードにドリルダウンが可能で、ドリルダウンによって機能を展開することができます。
ダッシュボードの使用方法
ダッシュボードの上部に表示されている 2 つの健全性チャートを確認します。
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[赤色のポッド数] は、データセンター KPI が赤色になっている Horizon ポッドの数を示しています。赤はワースト レベルであり、これらはいずれも赤色になることは許容されないため、この値は常に 0 であることが求められます。
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[すべてのポッドの平均パフォーマンス] は、すべての Horizon ポッドのデータセンターごとの平均 KPI を表示します。これによって実際の KPI を示すことで、上記の値を補完します。この KPI は環境内で実行されているすべてのセッションを考慮しているため、この数値は常に一定である必要があります。実生活では、株式市場指数がこれに類似しています。個々の株式の変動は大きくても、5 分ごとの全体的な指数は比較的安定しています。
[ポッドとワールド] 表を確認します。
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ここには、すべての Horizon ポッドが一覧表示されます。全体の数を確認する場合、Horizon ワールド オブジェクトにすべてのポッドが含まれています。
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各ポッドについて、過去 1 週間の最悪のパフォーマンスが示されます。VMware Aria Operations は 5 分ごとに収集を実行するため、1 週間では 12 x 24 x 7 = 2,016 のデータ ポイントとなります。この列には、2,016 のデータ ポイントのうちワーストのポイントが表示されます。
表からエントリの 1 つを選択します。
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[RDS ファームとホスト] 表および [VDI プール] 表に、関連するエントリが表示されます。
RDS を使用している場合は、[RDS ファームとホスト] 表を確認します。
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パフォーマンスの高くないホストに注目します。
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RDS ホストは、ホストどうしを比較できるように親ファームごとにグループ化されます。
VDI を使用している場合は、[VDI プール] 表を確認します。
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パフォーマンスの高くない VDI プールに注目します。
表からエントリの 1 つを選択します。
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選択したエントリのパフォーマンスが健全性チャートに表示されます。
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関連するプロパティが自動的に表示されます。
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関連付けられている外部のダッシュボードに移動することで特定の RDS ファームまたは VDI プールにドリルダウンすることができ、コンテキストが渡されます。前の画面に戻るには、ブラウザの [戻る] ボタンではなく、サイド メニューを使用します。
注意点
このダッシュボードには、RDS と VDI の両方が表示されます。どちらかのみを使用している場合は、不要なウィジェットを折りたたみ、必要なウィジェットを展開します。
デフォルトの時間を 1 週間から 1 日に変更する場合は、95 パーセンタイルを 99 パーセンタイルに変更することを検討してください。