VDI プールは、Microsoft Windows 10 と同じように構成されている VDI 仮想マシンの集合です。VDI セッションは仮想マシンにマッピングされます。1 人のユーザーが同時に複数のセッションを持つことができ、各セッションには独自の仮想マシンがあります。このダッシュボードには、プールとセッションの全体的なパフォーマンスが表示され、パフォーマンスのドリルダウンとトラブルシューティングを行うことができます。

設計上の考慮事項

このダッシュボードでは、VDI プールと VDI セッションの全体的なパフォーマンスを把握できます。また、プール内のいずれかのセッションにドリルダウンする機能も提供されます。

ダッシュボードの使用方法

[ポッド内の VDI プール] 表を確認します。

  • これらはすべて緑色の範囲内にあることが求められます。これらのうち 1 つでも赤色になることは許容されません。

  • パフォーマンスの高くないホストに注目します。

  • セッション数には、接続されているセッションと切断されたセッションの両方が含まれています。

表からエントリの 1 つを選択します。

  • 選択したエントリの KPI がスコアボードに表示されます。パフォーマンスのさまざまな側面を示す 4 つのスコアボードがあります。

  • 関連するプロパティがプロパティ ウィジェットに表示されます。

スコアボードから 1 つまたは複数のエントリを選択します。

  • スコアボードの下の線グラフに、選択したメトリックがプロットされます。

  • メトリック チャート ウィジェットを使用してメトリックを比較すると、相関関係があるかどうかを確認できます。

  • また、複数のメトリックを積み重ねることもできます。たとえば、読み取り IOPS と書き込み IOPS を組み合わせて IOPS の総数を取得できます。ただし、読み取り遅延と書き込み遅延を組み合わせて遅延合計を取得することは避けてください。読み取りと書き込みの比率を考慮する必要があるためです。

[プール内の VDI セッション] 表を確認します。

  • これらはすべて緑色の範囲内にあることが求められます。これらのうち 1 つでも赤色になることは許容されません。

表からエントリの 1 つを選択します。

  • 選択したエントリの KPI がスコアボードに表示されます。パフォーマンスのさまざまな側面を示す 5 つのスコアボードがあります。

  • 関連するプロパティがプロパティ ウィジェットに表示されます。

スコアボードから 1 つまたは複数のエントリを選択します。

  • スコアボードの下の線グラフに、選択したメトリックがプロットされます。

  • メトリック チャート ウィジェットを使用してメトリックを比較すると、相関関係があるかどうかを確認できます。