エージェント グループを使用すると、各エージェントを複数のグループに所属させることが可能で、デフォルト グループである すべてのエージェント に所属させることもできます。これにより、エージェントを一元的に構成できるようになります。

マージはサーバ側で実行され、その結果の構成はエージェント側の構成にマージされます。構成のマージは、次のルールに従って行われます。
  • 個別のグループ構成の優先度が高く設定されており、[すべてのエージェント] のグループ設定をオーバーライドします。
  • [すべてのエージェント] のグループ構成は、ローカル構成をオーバーライドします。
  • 異なるグループ内に同じ名前のセクションを構成することはできませんが、[すべてのエージェント] との間では重複させることができます。ただし、個別のグループ内のセクションの方が、優先度が高くなります。
注: エージェントの消失を防止するために、エージェント構成の [hostname] および [port] パラメータをサーバから一元的に変更することはできません。

マージされた構成は、エージェント側の liagent-effective.ini ファイルに保存されます。Windows システムの場合、このファイルは %ProgramData%\VMware\Log Insight Agent に保存され、Linux システムの場合は /var/lib/loginsight-agent/ に保存されます。