シンプトムは環境内の問題を示す条件です。VMware Aria Operations でシンプトムを定義してアラート定義に追加すると、いつ監視対象オブジェクトで問題が発生したかがわかります。

監視対象オブジェクトからデータが収集されると、そのデータが定義済みのシンプトム条件と比較されます。条件が真の場合、シンプトムがトリガされます。

シンプトムを定義するには、左側のメニューで [構成] > [アラート] の順にクリックし、右側のペインで [シンプトムの定義] をクリックします。シンプトムの定義は環境内の条件を評価し、条件が true になるとアラートが生成されます。

シンプトムは以下に基づいて定義できます。
環境内で定義されるシンプトムは、[シンプトムの定義] で管理されます。アラート定義に追加されているシンプトムがトリガされると、それらのシンプトムを原因として「生成されたアラート」が生じます。
可能性のある重要度と条件をすべて含めたシンプトムの定義

増分的な懸念レベルを説明するには、一続きのシンプトムを使用します。たとえば、容量限度に近いボリュームは重要度の値が [警告] で、容量限度に達したボリュームは重要度レベルが [重大] というケースが考えられます。最初のシンプトムは緊急的な脅威ではありません。2 番目のシンプトムは緊急的な脅威です。