Sensor Gateway OVA のインストール時に設定した初期構成を更新するには、Sensor Gateway (SGW) Configurator ツールを使用します。

システム管理者は、ツールを使用して以前に指定したアプライアンス設定を更新し、 Sensor Gateway を再起動して新しい構成を適用します。 Carbon Black では、 Sensor Gateway の展開が失敗した場合に Configurator ツールを使用することをお勧めします。

SGW Configurator ツールには、依存関係を持つ設定があります。このようなフィールドを変更する場合は、その依存フィールドも更新する必要があります。次の表に、Configurator を使用して更新できるフィールドと、その依存関係がある場合のフィールドを一覧表示します。

Sensor Gateway 設定 依存する Sensor Gateway の設定 メモ
CBC URL API IDAPI Secret Key Carbon Black Cloud URL を変更する場合は、Sensor Gateway がすでに Carbon Black Cloud に登録され、既存の CBC URL と生成された API ID がある場合にのみ、API ID と API プライベート キーを更新します。
API ID API Secret Key 別の環境から API プライベート キーを生成した場合は、Carbon Black Cloud URL を更新してその環境を提示します。
API Secret Key なし -
Entry Point URL API IDAPI Secret Key、および証明書 Sensor Gateway エントリ ポイントを変更する場合は、証明書の内容全体を再入力します。
Proxy Type なし -
Proxy Host Proxy Certificate

プロキシ タイプが HTTPS に設定されている場合。

-
Proxy Port なし -

手順

  1. Sensor Gateway アプライアンスに admin ユーザーとしてログインします。
  2. Configurator コマンドを実行します。
    $ configure-sgw
    SGW Configurator ターミナル ユーザー インターフェイスが表示されます。キーボードの矢印または角括弧内の文字を使用して、Configurator オプション間を移動できます。
  3. [ 全般設定] または [TLS 設定] のいずれかの設定を更新します。
    たとえば、 Carbon Black Cloud への接続を更新する必要がある場合は、関連するフィールドに新しい Carbon Black Cloud URL を入力します。
    無効な値を入力すると、有効な入力を促すエラー メッセージが表示されます。有効な URL を入力すると、成功メッセージが表示されます。
  4. メイン メニューに戻るには、[戻る] を選択します。
  5. オプション。手順 3 を繰り返して、必要な値を更新します。
  6. 変更内容を保持するには、[保存して終了] を選択します。
  7. 更新された値を確認し、変更を確認します。

結果

SGW Configurator ツールは、更新された構成で Sensor Gateway サービスを再起動します。

次のタスク

ログ ファイルにアクセスし、すべての構成変更のサマリを表示するには、 コマンドを実行します。
$ vim /opt/vmware/sgw/data/logs/configure-sgw.log
注: ログ ファイルは、プライベート キーなどの機密データを非表示にします。