バケット ポリシーは、リソースの権限を定義することで特定のリソースへのアクセスを管理するために使用される AWS オブジェクトです。ポリシーの権限によって、要求を行うプリンシパル (ユーザーまたはロール) が、要求でアクションを実行することを許可されるか、拒否されるかが決まります。
データ フォワーダが使用するプリンシパル ロールに必要な権限を付与するポリシーを使用して、S3 バケットを作成する必要があります。このポリシーはリソースベースのポリシーです。
手順
- AWS S3 バケットの成功メッセージで、[バケットの詳細にアクセス]を選択するか、リストからバケットの名前をクリックします。
- Carbon Black Cloud コンソールでデータ フォワーダを設定するときに、指定されたデータ タイプをデータ フォワーダがプッシュする基本フォルダとして機能するように、新しいフォルダを作成します。
重要: 各データ フォワーダには、独自のフォルダが必要です。独自のフォルダがないと、複数のフォワーダのデータが同じフォルダ内に混在し、 データを解析できなくなります。
- 正確なフォルダ名を書き留めます。
このフォルダ名を使用し、
Carbon Black Cloud コンソールにデータ フォワーダを追加するときに、次の手順でバケット ポリシーの
prefix-folder-name
を置き換えます。
- [権限] タブで [バケット ポリシー] を選択し、下記の例をバケット ポリシー エディタにコピーし、「太字」テキストを調整することで構成します。
バケット ポリシー コード
{
"Version": "2012-10-17",
"Id": "[Policy04212020]",
"Statement": [
{
"Sid": "[Stmt04212020]",
"Effect": "Allow",
"Principal": {
"AWS":
"[arn:aws:iam::132308400445:role/mcs-psc-prod-event-forwarder-us-east-1-event-forwarder]"
},
"Action": [
"s3:PutObject",
"s3:PutObjectAcl"
],
"Resource":
"[arn:aws:s3:::bucket-name/prefix-folder-name/*]"
}
]
}
- オプション: S3 バケットを暗号化する場合は、AWS KMS を使用した S3 バケットの暗号化 を参照してください。
- [保存] をクリックします。
結果
これでバケットは Carbon Black Cloud データ フォワーダからデータを受け取ることができます。
次のタスク
Carbon Black Cloud でデータ フォワーダを追加して構成する必要があります。