macOS 10.14.5 以降におけるユーザー データ セキュリティ強化の一環として、保護されたユーザーおよびアプリケーションデータへのアクセスを許可する必要があります。

この要件はカーネル拡張の許可に追加されたものであり、そのプロセスに取って代わるものではありません。

アプリケーションには、[セキュリティおよびプライバシーのシステム環境設定] ペインを介したアプリケーション データ (写真、連絡先、およびカレンダーなど)、保護されたサービスおよびデバイス (マイクまたはカメラなど)、またはユーザー データ (メール、Cookie、および Safari 履歴など) へのアクセスが付与されます。個別のアクセスを有効にする、またはフル ディスク アクセスを許可することにより、アクセスが付与されます。macOS 10.14.5 以降を実行しているエンドポイントで macOS センサーがすべての機能を使用して動作するには、センサーに対してフル ディスク アクセスを付与しておく必要があります。

完全に機能させるには、macOS センサーに対して、保護対象のユーザーおよびアプリケーション データへのアクセスを付与する必要があります。これは、各エンドポイントで手動で実行することができます。また、エンドポイントをさらに迅速かつ一貫して管理する場合、モバイル デバイス管理 (MDM) プロファイルを作成およびデプロイすることで、これらの設定を管理することができます。