コマンド ラインを使用して Carbon Black Cloud Linux センサーを更新できます。

手順

  1. エンドポイントにログインします。
  2. 更新されたセンサー ファイルをダウンロードします。センサー キットをダウンロードするにはを参照してください。
  3. Linux センサー バージョン 2.15 より前の場合、エージェント tar ボールを /var/opt/carbonblack/psc/pkgs/upgrade_staging/ に展開します。以前にセンサーを更新していない場合、このフォルダは存在しないため、作成する必要があります。
    Linux センサー 2.15 以降の場合は、tarball を展開し、任意のディレクトリからコマンドを実行できます。
  4. 更新スクリプトを実行します。

    RPM:

    $rpm -U cb-psc-sensor-xxx.rpm

    注:
    • RHEL センサー キットの場合は、インストールするディストリビューション バージョンに対応する rpm パッケージを指定する必要があります。
    • 次のコマンドを実行して、Amazon Linux 2 Graviton EC2 インスタンスに展開されているセンサーをアップグレードします。
      $ rpm -U cb-psc-sensor-<BUILD-NUMBER>.al2.aarch64.rpm --nodeps

    el6 → centos/rhel/oracle 6.0-6.x

    el7 → centos/rhel/oracle 7.0-7.x

    el8 → centos/rhel/oracle 8.0-8.x

    el9 → centos/rhel/oracle 9.0-9.x

    DEB:

    $dpkg --force-confold -i cb-psc-sensor-xxx.deb

  5. 以下を確認します。
    • エージェントがアップグレードされている - インストールしたバージョンとエージェントが一致していることを確認する /opt/carbonblack/psc/bin/cbagentd -v
    • カーネルまたは BPF モジュールがロードされている
      • カーネル モジュール:次のコマンドを実行し、出力の右側の列に 1 があることを確認します。これは、カーネル モジュールがロードされ、有効になっていることを示します。その他のバージョンのカーネルは無効として表示される場合がありますが、これは許容されます。

        コマンド: lsmod | grep event_collector

        出力例:event_collector_2_x_yyyyyy zzzzz 1

      • BPF モジュール: 次のコマンドを実行し、grep がコマンド event_collector について単一の結果を返すことを確認します。

        コマンド: ps -e | grep event_collector

        出力例: 85150 ? 00:00:05 event_collector

    • コンソールの [エンドポイント] 画面の agent-blade の詳細を確認します。
      • 更新されたエージェントの詳細が表示されている
      • エージェントは定期的にサーバにチェックインしている
    • カーネルと BPF の両方について、エージェントが正常にアップグレードされたかどうかを確認するには、次のコマンドを実行してビルドを確認します。
      cat /var/opt/carbonblack/psc/log/log.txt | grep -i upgrade

      このコマンドは、サーバのアップグレードまたは手動アップグレードに対して機能します。