Replicator インスタンスのプリンシパル ユーザーの更新

Replicator インスタンスの構成に使用されるプリンシパル ユーザーは、パスワードを変更した後、または vCenter Server コンテナに対して異なる権限セットを持つユーザーでプリンシパルを変更するときに、サービス管理インターフェイスを使用して更新する必要があります。

Replicator インスタンスをデプロイする場合は、 vCenter Server Lookup service に登録した後、シングル サインオン管理ユーザー（この Replicator インスタンスのプリンシパル ユーザーとも呼ばれる）を使用して構成します。その後、次の場合にこの構成を更新する必要があります。

• プリンシパル ユーザーの期限切れのパスワードを更新します。
• プリンシパル ユーザーを、いくつかの vCenter Server コンテナに対しておおよそ同等の権限を持つ別のユーザーに変更します。たとえば、2 つの独立したエンティティが同じプロバイダの vCenter Server を共有する場合のマルチテナントです。

サイトに応じて、追加の Replicator インスタンスをデプロイすることもできます。

• vSphere DR および移行用に新しい Replicator インスタンスを追加する方法については、「Replicator Appliance インスタンスの追加」を参照してください。
• または、Cloud Director サイトに新しい Replicator を追加する方法については、「Replicator Service インスタンスの追加」を参照してください。

前提条件

VMware Cloud Director Availability が正常にデプロイされていることを確認します。

手順

1. サイトに応じて、VMware Cloud Director Availability の特定のサービス管理インターフェイスにログインします。
   • vSphere DR および移行の場合は、https://Appliance-IP-Address/ui/admin に移動します。
   • Cloud Director サイトの場合は、https://Appliance-IP-Address:8441/ui/admin に移動します。
   1. [Appliance ログイン] または [SSO ログイン] を選択し、root または single sign-on ユーザー認証情報を入力します。
   2. [ログイン] をクリックします。
2. 左側のペインで [Replicator Service] をクリックします。
3. 更新されたプリンシパル ユーザー認証情報を使用して、ローカル Replicator インスタンスを修復します。
   1. [Replicator Service の管理] 画面で、ローカル Replicator インスタンスを選択し、[再ペアリング] をクリックします。
   2. [Replicator Service の詳細] ウィンドウで、次の詳細を入力し、[適用] をクリックします。

   オプション	説明
   エンドポイント アドレス	この Replicator インスタンスの現在の IP アドレス。
   Appliance のパスワード	この Replicator Appliance の root ユーザー パスワードを入力します。
   SSO 管理者ユーザー名	この Replicator インスタンスのプリンシパル ユーザーを入力します。 ローカル サイトの Single Sign-On ドメインの管理者権限を持つユーザーが必要です（例：[email protected]）。
   SSO パスワード	プリンシパル ユーザーのパスワードを入力します。

   すべてのローカル Replicator インスタンスに対してこの手順を繰り返します。

結果

これらの Replicator インスタンスは、新しく指定されたプリンシパル ユーザー認証情報の使用を開始します。