レプリケーションを中断せずに Replicator Service インスタンスをメンテナンス用に準備する場合、Replicator Service インスタンスからクラウド サイト内の他のローカル Replicator Service インスタンスに受信レプリケーションを退避させることができます。
- ローカル サイトで、Replicator Service インスタンスをメンテナンス モードに切り替えると、受信するすべてのクラウド レプリケーションがローカル サイトの他の Replicator Service インスタンスに移行されます。また、VMware Cloud Director Availability は、オンプレミス サイトとの間ですべての受信および送信レプリケーションを移行します。
- リモート サイトで、残りの送信クラウド レプリケーションをこの Replicator Service インスタンスから他の Replicator Service インスタンスに移行します。リモート サイトにログインし、同じ Replicator Service インスタンスをメンテナンス モードにします。この Replicator Service インスタンスがリモートで登録されている各リモート サイトで、この手順を繰り返します。
新しいレプリケーションは、メンテナンス モードではない Replicator Service インスタンスに配置されます。
前提条件
- VMware Cloud Director Availability がクラウド サイトに正常にデプロイされていることを確認します。
- クラウド サイトで複数の Replicator Service インスタンスが動作していることを確認します。
- 受信レプリケーションのテスト フェイルオーバーを使用した後、クリーンアップ タスクが完了していることを確認します。Replicator Service にフェイルオーバーをテストした仮想マシンが含まれている場合、メンテナンス モードに切り替えようとすると、「予期しないエラーが発生したため、操作が中止されました」というメッセージが表示されます。メンテナンス モードに切り替える前に、フェイルオーバーをテストした仮想マシンまたは vApp でテスト クリーンアップを実行する必要があります。
手順
結果
次のタスク
メンテナンス操作を実行した後、ローカル サイトで [メンテナンス モードを終了] をクリックします。Replicator Service インスタンスにレプリケーションを再入力するには、レプリケーションを再調整する必要があります。詳細については、Replicator Service インスタンス間でのレプリケーションのリバランスを参照してください。