プロバイダまたはテナントとして、E メール配信チャネルを使用して、VMware Cloud Director Availability の保護と移行に関する 1 週間分のサマリをサブスクライブできます。

VMware Cloud Director Availability 4.6 以降、前の週に実行されたアクティブ、新規、または削除済みの保護と移行の数を記載した週単位のサマリ E メールを、プロバイダとそのテナントの両方がサブスクライブできます。

サブスクライバは、レプリケーションで何が発生しているかをログインなしで把握できます。週単位のサマリ レポート:

  • クラウド サイトへの受信レプリケーション* のみをカウントします。
  • アクティブな保護と移行の現在の状態をカウントします。
  • 指定した期間に実行されたすべてのフェイルオーバー、テスト、移行、新規および削除されたレプリケーション、および今週転送された合計データをカウントします。
  • プロバイダとして、VMware Cloud Director Availability の管理インターフェイスでレポートを確認するには、左側のペインで [レポート] をクリックします。詳細については、『User Guide』の「プロバイダとして Cloud Director サイトのアクティビティ サマリ レポートを表示する」を参照してください。
注: * [VMC] データ エンジンを使用したレプリケーションは、サマリ レポートに含まれません。
  • レポートは、サブスクリプション日より最大 1 週間前の日付で送信できます。
  • プロバイダは各組織とレプリケーションのデータを表示しますが、テナントには組織のデータと、組織が所有するレプリケーションのデータのみが表示されます。

イベントおよび通知の詳細については、「イベントと通知」を参照してください。

前提条件

  • 週単位のサマリ E メールを送信するため、VMware Cloud Director Availability 4.6 以降がクラウド サイトにデプロイされていることを確認します。
  • 週単位のサマリに E メール配信チャネルを使用するには、サイトに応じて SMTP 設定が構成されていることを確認します。
    • Cloud Director サイトの場合は、VMware Cloud Director で SMTP 設定を構成します。詳細については、『VMware Cloud Director Service Provider Admin ガイド』の「システム メールの設定」を参照してください。

手順

  1. VMware Cloud Director Availability にログインします。
    1. Web ブラウザで、https://Appliance-IP-Address に移動します。
    2. ユーザーの認証情報を入力し、[ログイン] をクリックします。
  2. 左側のペインの [構成][イベントと通知] をクリックします。
    注: 毎週のサマリ イベントを E メールで転送するには、まずこの配信チャネルを構成します。まだ構成されていない時点では、 [週単位のサマリ E メール] では E メールが設定されていません と表示され、 [サブスクリプション] がグレーアウトで表示されます。
  3. Cloud Director サイトで週単位のサマリ E メール用にテナントをサブスクライブするには、[プロバイダ]としてログインした場合、[テナント イベント通知] をクリックし、[組織] ドロップダウン メニューから、週単位のサマリ E メール構成を編集する組織を選択します。
    構成できるのは所属する組織のサマリ E メールのみであるため、vSphere DR および移行、または テナントとしてログインしている場合は、この手順をスキップします。
  4. (オプション) E メール配信チャネルを構成したら、週単位のサマリ E メールをサブスクライブするため、[週単位のサマリ E メール]の横にある [サブスクリプション] をクリックします。
  5. (オプション) [週単位のサマリ E メールの購読] ウィンドウで、週単位のサマリ E メールを送信する曜日と時刻をスケジュール設定し、[サブスクリプション] をクリックします。

結果

スケジュール設定された時間に、週ごとのサマリ E メールが送信され、その週の一意の数の保護および移行イベントが含まれます。Cloud Director サイトの場合、 プロバイダは、各組織の数字を含むサマリ E メールを受信します。