VMware Cloud Director Availability では、テナントは、ターゲット サイトで保護されたワークロードをフェイルオーバーするためにソース サイトごと、組織 VDC ごと、またはレプリケーションごとに必要なコンピューティング リソースを確認できます。この情報を使用すると、組織 VDC の容量を見積もり、プロビジョニングの計画に役立てることができます。

VMware Cloud Director Availability には、ターゲット サイトに必要なリソースが、すべての受信レプリケーションのフェイルオーバーでプロビジョニングされた CPU、メモリ、ディスク容量の合計として表示されます。

前提条件

  • [ソース サイト] フィルタを選択するために、VMware Cloud Director Availability 4.4 以降がクラウド サイトにデプロイされていることを確認します。
  • テナントとして VMware Cloud Director Availability にアクセスできることを確認します。詳細については、VMware Cloud Director Availability Tenant Portal へのアクセスを参照してください。

手順

  • このターゲット サイトにフェイルオーバーするために必要なリソースを集約して表示するには、[ダッシュボード] 画面の下部の [必要なリソース] で、1 つ以上の [ソース サイト] を選択するか、または [すべて] を選択します。
    必要なリソース
    選択したソース サイトからのすべての受信レプリケーションについて、 [必要なリソース] は、すべてのソース ワークロードをこのターゲット サイトにフェイルオーバーするために、組織内のすべての組織 VDC から CPUメモリ、および ディスク容量 に必要なリソースを集約します。
    注: 送信レプリケーションの場合、サイト A からサイト B への送信など、必要なリソースを表示するには、サイト B にログインし、 [ソース サイト] フィルタからサイト A を選択します。この選択は、サイト A からサイト B へのすべての受信レプリケーションをフェイルオーバーするために必要なリソースを示します。
  • 組織 VDC に必要なリソースを表示するには、左側のペインで、[必要なリソース] をクリックします。
    組織 VDC のリソース
    次の表に、組織内の各組織 VDC に必要なリソースを示します。画面の右上隅に、組織内のすべての組織 VDC から必要なリソースを組み合わせて表示できます。
  • レプリケートされたワークロードに必要なリソースを表示するには、左側のペインで、[受信レプリケーション] または [送信レプリケーション] をクリックします。次に、レプリケーションに必要なリソースを表示するには、詳細を表示 の下で [リソース] をクリックします。
    レプリケーション リソース
    レプリケーション ビューの表には、各レプリケーションのフェイルオーバーに必要な CPU、メモリ、ディスク容量リソースの列が表示されます。