VMware Cloud Director 組織内でユーザーを作成することができます。

前提条件

この操作には、事前定義の組織管理者ロールに含まれている権限、またはそれに相当する権限が必要です。

手順

  1. 上部ナビゲーション バーで [管理] をクリックします。
  2. 左側のパネルの [アクセス コントロール] で、[ユーザー] をクリックします。
    ユーザーのリストが表示されます。
  3. [新規] をクリックします。
  4. ユーザーのユーザー名とパスワード設定を入力します。
    パスワードの最小文字数は 6 文字です。
  5. 作成時にユーザーを有効にするかどうかを選択します。
  6. ユーザーが使用できるリソースについて特定の制限を設定する場合は、[ユーザーの割り当て容量の構成] トグルをオンにします。
    トグルをオンにすると、このウィザードを完了したときに、 VMware Cloud Director によって [割り当て容量] 画面にリダイレクトされます。 Tanzu Kubernetes クラスタの数、ユーザーが管理しているすべての仮想マシンまたは実行中の仮想マシンの数、使用された CPU、メモリ、ストレージに関する割り当て容量を追加できます。選択したタイプのリソースを無制限にユーザーに割り当てる場合は、 [制限なし] を選択します。
  7. ユーザーに割り当てるロールを選択します。
    [使用可能なロール] メニューは、事前定義ロール、およびユーザーまたはシステム管理者が作成したカスタムのロールのリストで構成されています。
    事前定義ロール 説明
    vApp 作成者 事前定義の vApp 作成者ロールに関連付けられた権限を持つユーザーは、カタログを使用し、vApp を作成できます。
    コンソールのアクセスのみ 事前定義のコンソールのアクセスのみロールに関連付けられた権限を持つユーザーは、仮想マシンの状態およびプロパティを表示し、ゲスト OS を使用できます。
    vApp ユーザー 事前定義の vApp ユーザーロールに関連付けられた権限を持つユーザーは、既存の vApp を使用できます。
    組織管理者 事前定義の組織管理者ロールを持つユーザーは、VMware Cloud Director テナント ポータルまたは Cloud Director OpenAPI を使用して、組織内のユーザーとグループを管理し、(事前定義の組織管理者ロールを含む)ロールを割り当てることができます。組織管理者は、Cloud Director OpenAPI を使用して、組織にローカルなロール オブジェクトを作成または更新できます。組織管理者によって作成または変更されたロールは、他の組織には表示されません。
    ID プロバイダに準拠 事前定義の ID プロバイダに従うロールに関連付けられた権限は、ユーザーの OAuth または SAML ID プロバイダから受信した情報に基づいて決定されます。ユーザーに ID プロバイダに従うロールが割り当てられているときに包含の資格を得るには、ID プロバイダによって提供されたロール名が、組織内で定義されたロール名と大文字小文字も含めて完全に一致する必要があります。
    カタログ作成者 事前定義済みのカタログ作成者ロールに関連付けられた権限を持つユーザーは、カタログを作成および公開できます。[]
  8. (オプション) 名前、メール アドレス、電話番号、インスタント メッセージ ID などの連絡先情報を入力します。
  9. [保存] をクリックします。

次のタスク

ユーザーに対する割り当て容量の構成を有効にした場合に、 VMware Cloud Director によって [割り当て容量] 画面にリダイレクトされる場合は、 ユーザーのリソース割り当ての管理を参照してください。