Kubernetes Container Clusters プラグインを使用して、VMware Cloud Director Container Service Extension 3.1 の管理対象の Kubernetes クラスタを作成できます。
クラスタ作成に関するさまざまな Kubernetes ランタイム オプションの詳細については、VMware Cloud Director での Kubernetes の使用を参照してください。
VMware Cloud Director Container Service Extension CLI を使用して、Kubernetes クラスタを管理することもできます。VMware Cloud Director Container Service Extensionのドキュメントを参照してください。
前提条件
- サービス プロバイダが、Kubernetes Container Clusters プラグインを組織に公開していることを確認します。Kubernetes Container Clusters は VMware Cloud Director 用の VMware Cloud Director Container Service Extension プラグインです。このプラグインは、上部ナビゲーション バーの で確認できます。
- ネイティブ Kubernetes クラスタ環境で組織 VDC を有効にするには、VMware Cloud Director Container Service Extension サーバを設定します。『サービス プロバイダとしての VMware Cloud Director Container Service Extension のインストール、構成、およびアップグレード』ガイドのVMware Cloud Director Container Service Extension サーバの章を参照してください。
- VMware Cloud Director Container Service Extension サーバのセットアップ中に作成された VMware Cloud Director Container Service Extension ネイティブ ポリシーを組織 VDC に公開します。ユーザー インターフェイスを使用するには、VMware Cloud Director での組織 VDC への仮想マシン配置ポリシーの追加を参照してください。また、VMware Cloud Director Container Service Extension 3.1 CLI を使用してポリシーを公開するには、
vcd cse ovdc enable Organization_VDC_Name --org Organization _Name --native
コマンドを実行します。 - cse:nativeCluster 資格権限バンドルを、ネイティブ クラスタを使用する組織に公開する必要があります。権限バンドルを共有したら、Tanzu Kubernetes クラスタを作成および変更するロールに編集:CSE:NATIVECLUSTER 権限を追加する必要があります。ユーザーがクラスタの削除も行う場合は、ロールに完全コントロール:CSE:NATIVECLUSTER 権限を追加する必要があります。さらに、組織内のすべての Tanzu Kubernetes クラスタを表示するユーザーや、サイト間でクラスタを管理するユーザーに、管理者権限を割り当てることもできます。ランタイム定義エンティティ (RDE) の権限およびアクセス レベルの詳細については、VMware Cloud Director での定義済みエンティティの管理を参照してください。
- アクセス コントロール リスト (ACL) エントリを作成して、テナントまたはシステム管理者にアクセス権を付与します。ランタイム定義エンティティ (RDE) の共有の詳細については、VMware Cloud Director での定義済みエンティティの共有を参照してください。
手順
- 上部ナビゲーション バーで、 の順に選択します。
- (オプション) TKGI クラスタを作成する際に組織 VDC が有効になっている場合は、[Kubernetes Container Clusters] 画面で [vSphere with Tanzu およびネイティブ] タブを選択します。
- [新規] をクリックします。
- [ネイティブ] Kubernetes ランタイム オプションを選択します。
- 名前を入力し、リストから Kubernetes テンプレートを選択します。
- (オプション) 新しい Kubernetes クラスタおよび SSH パブリック キーの説明を入力します。
- [次へ] をクリックします。
- ネイティブ クラスタをデプロイする組織 VDC を選択して、[次へ] をクリックします。
- 制御プレーンおよびワーカー ノードの数を選択し、必要に応じてノードのサイジング ポリシーを選択します。
- [次へ] をクリックします。
- NFS ソフトウェアを使用して追加の仮想マシンをデプロイする場合は、[NFS を有効化] をオンにします。
- (オプション) 制御プレーンおよびワーカー ノードのストレージ ポリシーを選択します。
- [次へ] をクリックします。
- Kubernetes クラスタのネットワークを選択して、[次へ] をクリックします。
- クラスタの設定を確認し、[終了] をクリックします。
次のタスク
- ワーカー ノードの数を変更する場合は、Kubernetes クラスタのサイズを変更します。
- kubeconfig ファイルをダウンロードします。kubectl コマンドライン ツールは、kubeconfig ファイルを使用して、クラスタ、ユーザー、名前空間、および認証メカニズムに関する情報を取得します。
- Kubernetes クラスタを削除します。