VMware Cloud Director Tenant Portal[SSL VPN-Plus] タブの [IP プール] 画面を使用して設定した固定 IP アドレス プールに含まれる仮想 IP アドレスが、リモート ユーザーに割り当てられます。

この画面で追加された各 IP アドレス プールは、Edge Gateway に設定される IP アドレス サブネットになります。これらの IP アドレス プールで使用される IP アドレスの範囲は、Edge Gateway で構成されている他のすべてのネットワークとは異なっている必要があります。

注: SSL VPN は、IP アドレス プールの IP アドレスを、画面上のテーブルに表示される IP アドレス プールの順に、リモート ユーザーに割り当てます。IP アドレス プールを画面上のテーブルに追加した後は、上下の矢印を使用して、テーブル内のアドレス プールの位置を調整できます。

前提条件

手順

  1. [SSL VPN-Plus] タブで、[IP プール] をクリックします。
  2. [作成]作成ボタン)ボタンをクリックします。
  3. IP プールを構成します。
    オプション アクション
    IP の範囲 127.0.0.1-127.0.0.9. のように、この IP アドレス プールの IP アドレスの範囲を入力します。

    VPN クライアントを認証し、SSL VPN トンネルに接続するときに、これらの IP アドレスが割り当てられます。

    ネットマスク 255.255.255.0 など、IP アドレス プールのネットマスクを入力します。
    ゲートウェイ Edge Gateway でこの IP アドレス プールのゲートウェイ アドレスとして作成して割り当てる IP アドレスを入力します。

    IP アドレス プールが作成されると、Edge Gateway 仮想マシンで仮想アダプタが作成され、この IP アドレスはその仮想インターフェイスに設定されます。この IP アドレスには、[IP の範囲] フィールドで指定した範囲に含まれないサブネットの任意の IP アドレスも指定できます。

    説明 (オプション)この IP アドレス プールの説明を入力します。
    ステータス この IP アドレス プールを有効にするか無効にするかを選択します。
    プライマリ DNS (オプション)これらの仮想 IP アドレスの名前解決のために使用するプライマリ DNS サーバの名前を入力します。
    セカンダリ DNS (オプション)使用するセカンダリ DNS サーバの名前を入力します。
    DNS サフィックス (オプション)ドメインベースのホスト名解決のために、クライアント システムがホストされているドメインの DNS サフィックスを入力します。
    WINS サーバ (オプション)組織のニーズに合わせて、WINS サーバ アドレスを入力します。
  4. [保持] をクリックします。

結果

IP アドレス プールの構成が画面上のテーブルに追加されます。

次のタスク

SSL VPN-Plus を使用して接続するリモート ユーザーにアクセスを許可するプライベート ネットワークを追加します。NSX Data Center for vSphere Edge Gateway 上で SSL VPN-Plus とともに使用するためのプライベート ネットワークを VMware Cloud Director Tenant Portal で追加を参照してください。