VMware Cloud Director 環境の NSX Data Center for vSphere Edge Gateway に SSL VPN-Plus サービスを使用すると、リモート ユーザーはこの Edge Gateway でバッキングされている組織仮想データセンター内のプライベート ネットワークおよびアプリケーションに安全に接続できるようになります。Edge Gateway にさまざまな SSL VPN-Plus サービスを設定できます。

VMware Cloud Director 環境の場合は、Edge Gateway の SSL VPN-Plus 機能によってネットワーク アクセス モードがサポートされます。リモート ユーザーが安全に接続して、Edge ゲートウェイの背後にあるネットワークおよびアプリケーションにアクセスできるようにするには、SSL クライアントをインストールする必要があります。Edge Gateway の SSL VPN-Plus 設定の一部として、オペレーティング システムに対応したインストール パッケージを追加し、特定のパラメータを設定します。詳細については、VMware Cloud Director Tenant Portal を使用した NSX Data Center for vSphere Edge Gateway への SSL VPN-Plus Client インストール パッケージの追加を参照してください。

Edge ゲートウェイで SSL VPN-Plus を設定するには、複数の手順を実行します。

前提条件

SSL VPN-Plus に必要なすべての SSL 証明書が、[証明書] 画面に追加されていることを確認します。VMware Cloud Director Tenant Portal を使用した NSX Data Center for vSphere Edge Gateway での SSL 証明書管理を参照してください。

注: Edge ゲートウェイで HTTPS に使用されるデフォルト ポートは、ポート 443 です。SSL VPN 機能を使用するには、Edge Gateway の HTTPS ポートに外部ネットワークからアクセスできる必要があります。SSL VPN クライアントが機能するには、 [SSL VPN-Plus] タブの [サーバー設定] 画面で設定された Edge Gateway の IP アドレスおよびポートに、クライアント システムからアクセスできる必要があります。 VMware Cloud Director Tenant Portal を使用した NSX Data Center for vSphere Edge Gateway の SSL VPN サーバ設定の構成を参照してください。