サブスクライブしたカタログを作成してから、元のカタログとの同期を行い、変更があるかどうかを確認することができます。たとえば、元のカタログのメタデータが変更されている場合は、同期を実行すると、サブスクライブしたカタログのメタデータが更新されます。

VMware Cloud Director 10.4.2 以降では、Trusted Platform Module (TPM) デバイスを備えた仮想マシンを作成、コピー、編集できます。vApp テンプレートを使用する場合は、考慮しなければならない点がいくつかあります。
  • カタログ内の vApp テンプレートに TPM デバイスがあり、テンプレートが [TPM プロビジョニング] の [コピー] オプションでキャプチャされている場合、その vApp テンプレートは公開できず、同期に使用することもできません。
  • カタログ内の vApp テンプレートに TPM デバイスがあり、テンプレートが [TPM プロビジョニング] の [置き換え] オプションでキャプチャされている場合、その vApp テンプレートは公開でき、同期に使用できます。そのような vApp テンプレートをインスタンス化する場合、TPM デバイスを備えた仮想マシンは、インスタンス化の際に新しい TPM デバイスを取得します。

前提条件

  • 組織管理者または同等の権限セットを持つロールとしてログインしていることを確認します。

  • サブスクライブしたカタログが作成されている必要があります。
  • システム管理者は、外部カタログにサブスクライブする権限を組織に付与する必要があります。

手順

  1. プライマリの左側ナビゲーション パネルで [Content Hub] を選択し、セカンダリ ナビゲーション パネルで [カタログ] を選択します。
    カタログのリストがグリッド ビューに表示されます。
  2. サブスクライブしたカタログの左側にあるリスト バー (コンテキスト メニュー) をクリックして、[同期] を選択します。
    カタログをサブスクライブしていない場合、オプションはグレーアウトで表示されます。カタログの同期プロセスでは、カタログのステータスは SYNCING として表示されます。
    サブスクライブしたカタログが元のカタログと同期されます。カタログ同期ワークフローの一部である個々のカタログ アイテム同期タスクは、 [最近のタスク] ペインに表示されます。各カタログ アイテム同期タスクで進行中のタスク ステップも、 [最近のタスク] パネルに表示されます。カタログ アイテム同期タスクをクリックすると、 [タスク ステップ] の詳細が表示されたカードが開きます。カタログ アイテムの同期中にファイル転送が実行されると、これらのファイルのリストが [ファイル転送] タブの [タスク ステップ] の横に表示されます。