システム管理者からカタログへのアクセスを許可された場合、カタログを外部に公開し、そのカタログの vApp テンプレートとメディア ファイルを、VMware Cloud Director インストール環境外の組織のサブスクリプションで使用できます。

Trusted Platform Module (TPM) デバイスを備えた仮想マシンを作成、コピー、編集できます。vApp テンプレートを使用する場合は、考慮しなければならない点がいくつかあります。
  • カタログ内の vApp テンプレートに TPM デバイスがあり、テンプレートが [TPM プロビジョニング][コピー] オプションでキャプチャされている場合、その vApp テンプレートは公開できず、同期に使用することもできません。
  • カタログ内の vApp テンプレートに TPM デバイスがあり、テンプレートが [TPM プロビジョニング][置き換え] オプションでキャプチャされている場合、その vApp テンプレートは公開でき、同期に使用できます。そのような vApp テンプレートをインスタンス化する場合、TPM デバイスを備えた仮想マシンは、インスタンス化の際に新しい TPM デバイスを取得します。

前提条件

システム管理者によって組織に対するカタログの外部公開が有効になっていて、カタログへのアクセス権が与えられていることを確認します。

手順

  1. プライマリの左側ナビゲーション パネルで [Content Hub] を選択し、セカンダリ ナビゲーション パネルで [カタログ] を選択します。
    カタログのリストがグリッド ビューに表示されます。
  2. 公開するカタログの左側にある縦方向の省略記号(コンテキスト メニュー)をクリックして、[公開の設定] を選択します。
  3. [公開を有効化] を選択し、オプションでカタログ アクセス用のパスワードを入力します。
    ASCII 文字のみを入力する必要があります。
  4. (オプション) 同期を最適化するには、公開されたカタログを転送サーバ ストレージの場所に保存します。
    このオプションには、より多くのストレージが必要です。
  5. (オプション) ダウンロードした OVF パッケージに BIOS UUID と MAC アドレスを含めます。
  6. [保存] をクリックします。