アップグレードは、ワークロード ドメイン単位で適用されます。管理ドメインにはコア インフラストラクチャが含まれているため、他のワークロード ドメインをアップグレードする前に管理ドメインをアップグレードする必要があります。

LCM では、適用可能になったアップデート バンドルを使用できます。管理ドメインまたは VI ワークロード ドメイン内のコンポーネントは、次の順序でアップグレードされます。
  1. SDDC Manager(管理ドメインのみ)
  2. NSX for vSphere(VI ワークロード ドメインの NSX-T は手動でアップグレードする必要があります)
  3. vCenter Server
  4. ESXi
  5. vRSLCM(管理ドメインのみ)。これは、環境内に vRealize 製品がある場合にのみ必要です。
注: : 他のドメインをアップグレードする前に、管理ドメインのアップグレードを完了する必要があります。

前提条件

  1. SDDC Manager 仮想マシンのバックアップを作成します。この仮想マシンのバックアップには、他の仮想マシンのバックアップも含まれます。
  2. ご使用の環境内の各仮想マシンのスナップショットを作成します。
  3. アップデートの進行中はドメインの操作を実行しないでください。ドメインの操作とは、新しい VI ドメインの作成、クラスタへのホストの追加またはワークロード ドメインへのクラスタの追加、ワークロード ドメインからのクラスタまたはホストの削除です。
  4. アップデート バンドルをダウンロードしておく必要があります。Download Bundles を参照してください。