優先および非優先サイトに VxRail ノードを追加することによって、ストレッチ クラスタを拡張できます。
手順
- VxRail vCenter Server プラグインを使用して、VxRail Manager クラスタ拡張ワークフローを実行することにより、アベイラビリティ ゾーン 1 またはアベイラビリティ ゾーン 2 のホストをクラスタに追加します。
詳細については、Dell EMC VxRail のドキュメントを参照してください。
- SDDC Manager にログインし、スクリプトを実行してワークフローをトリガし、SDDC Manager インベントリに新しく追加されたホストをインポートします。
スクリプトで、各ホストの root 認証情報を入力し、ホストの追加先のフォルト ドメインを指定します。
- SSH で SDDC Manager 仮想マシンに接続し、展開パラメータ ワークブックで指定したユーザー名 vcf とパスワードを入力してログインします。
- 次のコマンドを実行して、ストレッチ クラスタを拡張します。
python initiate_stretch_cluster_vxrail.py --workflow expand-stretch-cluster --sc-domain <SDDC-valid-domain-name> --sc-cluster <valid cluster name which is a part of the domain to be stretched> --sc-hosts <valid host names> --witness-host-fqdn <witness host/appliance IP or fqdn> --witness-vsan-ip <witness vsan IP address> --witness-vsan-cidr <witness-vsan-network-IP-address-with-mask>
<SDDC-valid-domain-name>、
<ストレッチされるドメインの一部である有効なクラスタ名>、
<有効なホスト名>、
<監視 vSAN の IP アドレス>、
<Witness(監視)ホスト/アプライアンスの IP アドレスまたは FQDN>、
<監視 vSAN の IP アドレス>、および
<witness-vsan-network-IP-address-with-mask> をご使用の環境の正しい値に置き換えます。
- プロンプトが表示されたら、次の情報を入力します。
- SSO ユーザー名とパスワード
- ESXi ホストの root ユーザー パスワード
- ESXi ホストのフォルト ドメイン
- 優先(プライマリ)サイトと非優先(セカンダリ)サイトの vSAN ゲートウェイ IP アドレス
- 優先(プライマリ)サイトと非優先(セカンダリ)サイトの vSAN CIDR
- ホストの SSH サムプリントの確認
- ワークフローがトリガされたら、SDDC Manager ユーザー インターフェイスでタスクのステータスを追跡します。
タスクが失敗した場合は、問題をデバッグして修正し、SDDC Manager ユーザー インターフェイスから再試行します。もう一度スクリプトを実行しないでください。
次のタスク
監視トラフィックを分離するように構成されたストレッチ クラスタにホストを追加する場合は、追加されたホストに対して次のタスクを実行します。