VMware vCenter Server の VMware ソフトウェア アップデート バンドルは、SDDC Manager によって管理される vCenter Server をアップグレードするために使用されます。VI ワークロード ドメインの vCenter Server をアップグレードする前に、管理ドメインの vCenter Server をアップグレードします。

前提条件

  • VMware vCenter Server アップグレード バンドルをダウンロードします。バンドルのダウンロードを参照してください。
  • アップグレードを開始する前に、vCenter Server Appliance のファイルベースのバックアップを作成します。vCenter Server の手動バックアップを参照してください。
    注: バックアップを作成した後は、アップグレードが正常に完了するまで、vCenter Server インベントリまたは設定に変更を加えないでください。

手順

  1. ナビゲーション ペインで、[インベントリ] > [ワークロード ドメイン] をクリックします。
  2. [ワークロード ドメイン] 画面で、アップグレードするドメインをクリックし、[更新/パッチ] タブをクリックします。
  3. アップグレードの事前チェックを実行します。更新の事前チェックの実行を参照してください。
  4. [使用可能な更新] セクションで、ターゲット リリースを選択します。
    VI ワークロード ドメインにワークロード管理が有効なクラスタが含まれている場合、選択するターゲット リリースは、現在実行されているワークロード管理のバージョンによって異なります。
    現在のワークロード管理バージョン 必要な操作
    1.19 または 1.20 ターゲット リリースとして VMware Cloud Foundation 4.4 を選択します。
    1.18
    1. ターゲット リリースとして VMware Cloud Foundation 4.3.1 を選択します。
    2. ワークロード管理 1.20 にアップグレードします。
    3. ターゲット リリースとして VMware Cloud Foundation 4.4 を選択します。
    1.17
    1. ワークロード管理 1.18 にアップグレードします。
    2. ターゲット リリースとして VMware Cloud Foundation 4.3.1 を選択します。
    3. ワークロード管理 1.20 にアップグレードします。
    4. ターゲット リリースとして VMware Cloud Foundation 4.4 を選択します。
  5. vCenter Server のアップグレード バンドルの横にある [今すぐ更新] または [更新のスケジュール設定] をクリックします。
  6. [更新のスケジュール設定] を選択した場合は、バンドルを適用する日付と時刻をクリックし、[スケジュール] をクリックします。
  7. アップグレードの進行状況を監視します。更新の監視を参照してください。
    アップグレードが失敗した場合は、問題を解決して、失敗したタスクを再試行してください。問題を解決できない場合は、ファイルベースのバックアップを使用して vCenter Server をリストアします。 vCenter Server のリストアを参照してください。

次のタスク

アップグレードが正常に完了したら、vSphere Client を使用して、vSphere DRS 自動化レベル設定を vCenter Server によって管理されている各 vSphere クラスタの元の値に戻します。VMware PowerCLI を使用して vSphere DRS 自動化レベルを変更する方法については、 KB 87631 を参照してください。