ワークロード ドメインを作成および管理する場合に VMware Cloud Foundation を使用するには、クラスタ内のすべての ESXi ホストに少なくとも 1 つの共有ストレージ タイプが必要です。この最初の共有ストレージ タイプは、プリンシパル ストレージと呼ばれ、VxRail の最初の実行時に構成されます。追加の共有ストレージは補助ストレージと呼ばれ、クラスタの作成後に vSphere Client を使用して追加できます。

プリンシパル ストレージ

VxRail の初回実行時に、最初の共有ストレージ タイプを構成します。この最初の共有ストレージ タイプは、プリンシパル ストレージと呼ばれます。クラスタのプリンシパル ストレージ タイプを一度作成すると、変更できません。ただし、VI ワークロード ドメインには、一意のプリンシパル ストレージ タイプを持つ複数のクラスタを含めることができます。

VMware Cloud Foundation は、次のタイプのプリンシパル ストレージをサポートしています。

  • vSAN
    • vSAN Original Storage Architecture (vSAN OSA)
    • vSAN Express Storage Architecture (vSAN ESA)
    注： vSAN OSA を vSAN ESA に変換することはできません。その逆もできません。
  • VMFS on FC（ファイバ チャネル）

補助ストレージ

追加の共有ストレージは補助ストレージと呼ばれ、クラスタの作成後に vSphere Client を使用して追加または削除できます。すべての補助ストレージは、VMware 互換性ガイドに記載されている必要があります。複数の補助ストレージ タイプを管理ドメインまたは任意の VI ワークロード ドメインのクラスタに提示できます。

VMware Cloud Foundation では、vSphere Client を使用して次のデータストア タイプをクラスタに追加できます。

  • vSphere VMFS