管理ドメインの最初のクラスタを形成するすべてのホストに ESXi を対話形式でインストールしてから、管理ネットワーク、DNS および NTP サービスを構成できます。同じプロセスを使用して、後から管理ドメインにホストを追加したり、VI ワークロード ドメインのホストをインストールして構成したりできます。

ESXi 8.0 Update 3 以降では、VMware Cloud Foundation 5.2 以降で使用する 2 つのデータ処理ユニット (DPU) のインストールがサポートされています。

2 つの DPU をアクティブ/スタンバイ モードで使用して、高可用性を実現できます。このような構成は、DPU の 1 つが失敗した場合に冗長性を提供します。高可用性構成では、両方の DPU が同じ NSX でバッキングされた vSphere Distributed Switch に割り当てられます。たとえば、DPU-1 は vSphere Distributed Switch の vmnic0 および vmnic1 に接続され、DPU-2 は同じ vSphere Distributed Switch の vmnic2 および vmnic3 に接続されます。

また、2 つの DPU を独立したデバイスとして使用して、ESXi ホストあたりのオフロード容量を増やすこともできます。各 DPU は個別の vSphere Distributed Switch に接続されており、このような構成では DPU 間のフェイルオーバーはありません。

前提条件

  • Broadcom サポート ポータルから ESXi ISO をダウンロードします。サポートされている ESXi バージョンについては、『VMware Cloud Foundation リリース ノート』の「コンポーネント情報 (BOM)」セクションとKB 88287のサポートされている非同期パッチのリストを参照してください。必要なバージョンの ESXi の ISO が Broadcom サポート ポータルで使用できない場合は、作成できます。ESXi のカスタム ISO イメージの作成を参照してください。
    注: ESXi ホストで BOM にリストされているバージョンよりも新しいバージョンの ESXi の非同期パッチが適用されている VI ワークロード ドメインのホストを準備する場合、新しいホストは新しいバージョンの ESXi を使用する必要があります。
  • SDDC アクセス用のホスト マシンがあることを確認します。このホストを使用してデータセンターに接続し、構成手順を実行します。
  • プランニングおよび準備ガイド』が完成していることを確認します。
  • プランニングおよび準備ガイド』の「前提条件チェックリスト」シートを確認します。