SDDC Manager アプライアンス が(直接またはプロキシ サーバ経由で)インターネットに接続している場合は、SDDC Manager アプライアンス から 非同期パッチ ツール を実行して、非同期パッチをダウンロードして有効にすることができます。パッチが正常に有効になったら、SDDC Manager ユーザー インターフェイス を使用して、すべてのワークロード ドメインにパッチを適用できます。
前提条件
- 使用しているバージョンの VMware Cloud Foundation で非同期パッチがサポートされていることを確認するには、KB88287 を参照してください。使用可能な非同期パッチおよびそれらをサポートする VMware Cloud Foundation のバージョンについて質問がある場合は、VMware のサポートにお問い合わせください。
- 最新バージョンの 非同期パッチ ツール が必要です。
注: ディレクトリに既存または古いバージョンの Async Patch Tool が存在する場合は、最新バージョンの 非同期パッチ ツール をダウンロードする前に、これらのファイルを削除する必要があります。
rm -r /home/vcf/asyncPatchTool
rm -r <outputdirectory>
非同期パッチ ツール を以前に実行したときに outputDirectory が指定されていない場合、デフォルトのディレクトリは /home/vcf/apToolBundles です。
- 長時間の操作に 非同期パッチ ツール を使用する場合にソケット接続タイムアウトを回避するために、SSH クライアントで TCP キープアライブを構成します。
- 非同期パッチ ツール は、VMware Cloud Foundation 4.2.1 以降でサポートされます。このリリースでは、VMware Cloud Foundation on VxRail の ESXi および VxRail Manager のパッチ適用もサポートされています。
手順
次のタスク
5.2 より前のバージョンの VMware Cloud Foundation の場合、新しいワークロード ドメインには、vCenter Server または NSX Manager の非同期パッチ バージョンは含まれません。この手順を使用して、非同期パッチを新しいワークロード ドメインに適用します。
注: ワークロード ドメイン内のホストを ESXi の非同期パッチ バージョンに更新した後、ワークロード ドメインに追加する新しいホストは、
VMware Cloud Foundation BOM にリストされているバージョンではなく、ESXi の非同期パッチ バージョンを使用する必要があります。