Direct Connect 接続をオンプレミスのデータセンターとクラウドの Software-Defined Data Center (SDDC) 間で使用する場合は、オンプレミスのホストに vMotion インターフェイスを構成して、Direct Connect の接続を経由する vMotion トラフィックをルーティングする必要があります。

前提条件

Direct Connect を構成し、プライベート仮想インターフェイスを作成します。

手順

  1. オンプレミス環境の各ホストで vMotion インターフェイスを構成するには、次の方法のいずれかを選択します。
    オプション 説明
    デフォルト ゲートウェイのオーバーライド(vSphere 7.0 以降) 各ホストの vMotion トラフィックに使用する VMkernel アダプタを編集し、デフォルト ゲートウェイをオーバーライドするオプションを選択します。Direct Connect 接続のオンプレミス側にトラフィックをルーティングできるオンプレミスの vMotion サブネットに IP アドレスを入力します。VMkernel アダプタ構成の編集を参照してください。
    vMotion TCP/IP スタックの設定 各ホストで、次の操作を実行します。
    1. 既存の vMotion VMkernel アダプタを削除します。
    2. 新規の VMkernel アダプタを作成し、vMotion TCP/IP スタックを選択します。ESXi ホストの vMotion TCP/IP スタックへの vMotion トラフィックの配置を参照してください。
    3. Direct Connect 接続のオンプレミス側にトラフィックをルーティングできるオンプレミスの vMotion サブネットに IP アドレスを使用するためにルーティングを変更するには、ホストの vMotion TCP/IP スタックを編集します。ホスト上の TCP/IP スタック構成の変更を参照してください。
  2. (オプション) vmkping を使用して、オンプレミスのホストとクラウド SDDC ホスト間の接続をテストします。
    詳細については、VMware のナレッジベースの記事 1003728 を参照してください。