L2VPN のオンプレミス側は、NSX Edge アプライアンスである必要があります。L2VPN を作成するには、このアプライアンスおよび関連するオンプレミスの vSphere ネットワークを構成する必要があります。

互換性がある NSX のバージョンをオンプレミス データセンターにインストールしている場合は、SDDC に接続する L2VPN のオンプレミス(クライアント)側として既存の NSX Edge アプライアンスを使用できます。必要に応じて、L2VPN クライアントとして使用するスタンドアローン NSX Edge をダウンロードし、展開できます。

次の表に、互換性のある SDDC とオンプレミスのバージョンを示します。 SDDC で実行されている NSX のバージョンを確認するには、『VMware Cloud on AWS Operations Guide』でVMware Cloud on AWS とコンポーネント リリースの関連付けを参照してください。
表 1. L2VPN の相互運用性
L2VPN サーバ バージョン(SDDC バージョン) L2VPN クライアント バージョン(オンプレミス Edge)
4.1.0 (SDDC 1.22) 4.0.1.1、3.2.2
4.0.1(SDDC 1.19、1.20) 3.1.1, 3.2.1,4.0.0.1
3.1.5(SDDC 1.17、1.18) 3.1.1

手順

  1. (オプション) スタンドアローンの NSX Edge をダウンロードします。
    互換性がある NSX のバージョンをオンプレミス データセンターにインストールしていない場合は、現在の L2VPN のオンプレミス エンドポイントとして使用するスタンドアローンの NSX Edge アプライアンスをダウンロードして構成できる場合があります。L2VPN のサーバ側を構成したら、 [リモート L2 VPN クライアントの構成] 画面の手順に従って、 [NSX Edge for VMware ESXi] を OVF ファイルとしてダウンロードします。
  2. NSX Edge をインストールして構成します。
    オンプレミスの vCenter Server に自律エッジをインストールして構成する方法の詳細については、『 NSX Data Center 管理ガイド』の L2 VPN クライアントとしての自律エッジの追加を参照してください。