Elastic DRS では、クラスタの使用率を高く維持しつつ、最適な CPU、メモリ、ストレージのパフォーマンスを確保するためにプロビジョニングされるホスト数が最適に保たれるアルゴリズムが採用されています。
Elastic DRS は、SDDC の現在の需要を監視し、クラスタのスケールインまたはスケールアウトのいずれかを推奨するアルゴリズムを適用します。スケール アウトの推奨の場合、意志決定エンジンは、クラスタに新しいホストをプロビジョニングすることで対応します。スケール インの推奨の場合、最も使用率の低いホストをクラスタから削除することで対応します。
注:
VMware Cloud on AWS で Elastic DRS を無効にすることはできません。VMware では SDDC の可用性を確保するために、使用可能なすべてのポリシーで Elastic DRS のしきい値を事前に構成しています。SDDC クラスタでの弾性の管理にリストされている Elastic DRS ポリシーの 1 つが常にアクティブになります。
Elastic DRS は単一ホストのスタータ SDDC では使用できません。Elastic DRS では、単一 AZ SDDC に 3 台以上のホスト、マルチ AZ SDDC に 6 台以上のホストが必要です。
Elastic DRS アルゴリズムによってスケールアウトが開始されると、すべての組織ユーザーが VMC コンソールと E メールで通知を受け取ります。