ワークロードに対する要求を最適化するために、クラスタに対して Elastic DRS ポリシーを設定します。

新しい SDDC では、Elastic DRS は [デフォルトのストレージ スケールアウト] ポリシーを使用して、ストレージ使用率が 75% のしきい値を超えた場合のみホストを追加します。ワークロード仮想マシンのサポートを強化する別のポリシーがある場合は、このポリシーを選択できます。どのポリシーでも、クラスタがいずれかのリソースの上限しきい値に到達した場合は、スケールアウトがトリガーされます。スケールインは、すべての下限しきい値に到達した後にのみトリガーされます。

注: 2 ホストの SDDC では、 [デフォルトのストレージ スケールアウト] ポリシーのみが使用可能です。
次のポリシーを使用できます。
パフォーマンスを最大にするための最適化
このポリシーは、需要の急増によるパフォーマンス低下を回避するために、ホストを追加する場合はすばやく、ホストを削除する場合はゆっくり行います。このポリシーには、次のしきい値があります。
リソース 上限しきい値 下限しきい値
CPU 90% の使用率 50% の使用率
メモリ 80% の使用率 50% の使用率
ストレージ 70% の使用率 20% の使用率
コストを最小にするための最適化
このポリシーは、ホストのベースラインとなるパフォーマンスを維持しながら、ホスト数を実用上最小限の値に抑えるために、ホストを追加する場合はゆっくり、ホストを削除する場合はすばやく行います。このポリシーには、次のしきい値があります。
リソース 上限しきい値 下限しきい値
CPU 90% の使用率 60% の使用率
メモリ 80% の使用率 60% の使用率
ストレージ 70% の使用率 20% の使用率
高速スケールアウトのための最適化
このポリシーは、メモリまたは CPU の要求に応じて、一度に 4 台のホストを追加します。また、ストレージの要求に応じて、ホストを 1 台ずつ追加します。これらのホストが不要になった場合は、手動で削除する必要があります。このポリシーには、次のしきい値があります。
リソース 上限しきい値 下限しきい値
CPU 80% の使用率 0% の使用率(スケールインなし)
メモリ 80% の使用率 0% の使用率(スケールインなし)
ストレージ 70% の使用率 0% の使用率(スケールインなし)

手順

  1. https://vmc.vmware.comVMC コンソール にログインします。
  2. SDDC をクリックし、[サマリ] をクリックします。
  3. SDDC またはクラスタのカードで、[EDRS 設定の編集] をクリックします。
  4. 使用する Elastic DRS ポリシーを選択します。
    [デフォルトのストレージ スケールアウト] ポリシーにパラメータはありません。その他のポリシーについては、 [最小クラスタ サイズ] に 3 以上を指定し、 [最大クラスタ サイズ] に予想されるワークロード リソース使用量と一貫性のある値を指定します。 [最大クラスタ サイズ] は、CPU とメモリに適用されます。ストレージ容量を維持し、データの永続性を保証するため、サービスでは [最大クラスタ サイズ] で指定した値を超える数のホストを追加できます。
  5. [保存] をクリックします。