VMware によって提供されるアクティベーション スクリプトを使用して、VMware Cloud on AWS SDDC のライセンスが付与された Windows Server 仮想マシンを VMware 提供のライセンスでアクティベーションまたは再アクティベーションすることができます。

Windows Server 仮想マシンの BIOS UUID またはディスク ID を変更する操作により、仮想マシンでアクティベーションが必要になります。これらの操作には、以下が含まれます。
  • 仮想マシンのクローン作成
  • 仮想マシンのテンプレートへの変換

手順

  1. 次の URL にアクセスして、サブスクライブ済みコンテンツ ライブラリを作成し、VMware のキュレートによる Microsoft ソフトウェア リポジトリにサブスクライブします:https://vmc-microsoft-templates.s3-us-west-2.amazonaws.com/Images/lib.json
    コンテンツ ライブラリを作成するための詳細については、 https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.vsphere.vm_admin.doc/GUID-2A0F1C13-7336-45CE-B211-610D39A6E1F4.htmlを参照してください。
  2. アクティベーション スクリプトを仮想マシンにコピーします。
    アクティベーション スクリプトを含む ISO イメージは、サブスクライブ済みのコンテンツ ライブラリにあります。
    1. vSphere Client で、サブスクライブ済みのコンテンツ ライブラリに移動し、[その他のタイプ] をクリックします。
    2. コンテンツ ライブラリの Windows_Activation_Script ISO に仮想マシンの CD/DVD ドライブを接続します。
      コンテンツ ライブラリの ISO ファイルを仮想マシンに接続する方法の詳細については、 https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.vsphere.vm_admin.doc/GUID-BE1C18D2-8FF0-4F41-AA35-A4BA71D62EB4.htmlを参照してください。
    3. Activation.ps1 スクリプト ファイルを仮想マシンのローカル ディスクにコピーします。
  3. VMware Cloud コンソール を使用してコンピューティング ゲートウェイ ファイアウォールを構成し、インターネットへの送信方向の HTTP および HTTPS アクセスを許可します。
    これは、Windows Server イメージの初回アクティベーションに必要です。ファイアウォールの構成の詳細については、 https://docs.vmware.com/jp/VMware-Cloud-on-AWS/services/com.vmware.vmc-aws-networking-security/GUID-A5114A98-C885-4244-809B-151068D6A7D7.htmlを参照してください。
  4. アクティベーション スクリプトを実行します。
    1. ゲスト OS で、コマンド ウィンドウを開き、Activation.ps1 スクリプトをコピーしたディレクトリに変更します。
    2. powershell Activation.ps1 と入力して、Enter キーを押します。

次のタスク

  • 最新のパッチとセキュリティ アップデートを使用して、仮想マシンを更新します。VMware は Microsoft 製品の最新バージョンを提供しますが、製品が安全な環境で実行されるように、最新のメンテナンス アップデートおよびセキュリティ パッチを適用する必要があります。SDDC にインポートするバイナリを更新する場合は、エンタープライズの推奨事項に従ってください。
  • ファイアウォール ルールを更新します。アクティベーションおよびパッチの更新プロセスでは、仮想マシンがインターネットにアクセスできる必要があります。アクティベーション後にこれらのファイアウォール ルールを変更する必要があるかどうかについては、エンタープライズのガイドラインを参照してください。