Content Onboarding Assistantでは、クラウド SDDC への .vmtx テンプレート、ISO イメージ、スクリプト、およびその他のファイルの転送を自動化します。
Content Onboarding Assistantで
.vmtx テンプレートを SDDC に転送する方法は 2 つあります。
- SDDC のコンテンツ ライブラリで、これらのテンプレートを OVF テンプレートに変換します。この方法は短時間で完了します。
- vCenter Serverインベントリでこれらのテンプレートを .vmtx テンプレートとして転送します。テンプレートは OVF に変換されてから、.vmtx テンプレートに変換し直されます。
注:
Content Onboarding Assistantによって、オンプレミス データセンターから公開され、SDDC からサブスクライブされたコンテンツ ライブラリに、スクリプトと ISO イメージが追加されます。既存の OVF または OVA テンプレートは、コンテンツ ライブラリには追加されません。OVF または OVA テンプレートを SDDC に転送する他の方法については、
VMware Cloud on AWS Operations Guideの
SDDC へのテンプレート、ISO、およびその他のコンテンツの転送を参照してください。
Content Onboarding Assistantは、オンプレミス データセンターと SDDC にネットワーク経由でアクセスできる MacOS、Linux、または Windows マシン上で使用できます。
Content Onboarding Assistantを使用してコンテンツを SDDC に転送した後に、転送したい追加の項目がある場合は、Content Onboarding Assistant を再度実行できます。Content Onboarding Assistantは転送された .vmtx テンプレートを認識します。これらのテンプレートを再転送することはできません。また、転送された ISO イメージとスクリプト ファイルも認識します。転送されるのは、新しい ISO イメージとスクリプトのみです。
前提条件
Content Onboarding Assistantを実行する前に、次の操作を行います。
- オンプレミス データセンターで vCenter Server 6.0 以降が実行されていることを確認します。
- Java Runtime Environment (JRE) 1.8 以降をインストールします。Java Runtime インストーラは、Oracle の Web サイト (http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jre8-downloads-2133155.html) からダウンロードできます。
- $JAVA_HOME環境変数を、JRE をインストールした場所に設定します。
- オンプレミス データセンターと SDDC 間の VPN 接続を設定します。『VMware Cloud on AWS スタート ガイド』の「VPN とゲートウェイの設定」を参照してください。
手順
結果
- 指定された方法で、オンプレミス データセンターから SDDC に .vmtx テンプレートをコピーします。
- オンプレミス データセンターにコンテンツ ライブラリを作成し、そのコンテンツ ライブラリに ISO イメージとスクリプトを追加して公開します。
- SDDC にサブスクライブされたコンテンツ ライブラリを作成し、ISO イメージとスクリプトを SDDC に同期させます。
次のタスク
これで、.vmtx テンプレートと ISO イメージを使用して SDDC に仮想マシンを作成できるようになります。