VMware Cloud Services では、組織のリソースを個別のバケットにグループ化し、各バケット内のリソースにユーザーおよびグループのアクセス権を割り当てるための手段としてプロジェクトを使用します。これにより、組織の所有者は、クラウド サービス リソースの使用状況を論理的に整理、マッピング、追跡できます。
VMware Cloud Services のリソースは、特定のサービスの事前定義済みで測定できる論理的なセグメントと考えることができます。組織の所有者ユーザーは、サービス リソースをプロジェクトに整理することで、自分が所属するエンタープライズでのクラウド サービスの使用状況を部門やコスト センターをまたいで測定および追跡できます。
重要: 現時点では、
Cloud Services コンソールで
プロジェクト機能の使用が有効にされている
VMware Cloud services はわずかです。使用しているサービスがリソース グループのために
プロジェクト を利用できるかどうかを確認するには、サービスのドキュメントを参照するか、VMware サポートにお問い合わせください。
次のように、組織に 2 つのプロジェクト(プロジェクト 1 とプロジェクト 2)と、3 つのサービス(サービス A、サービス B、サービス C)がある場合について考えます。
- サービス A と B は、プロジェクト 1 で有効になっています。
- サービス B と C は、プロジェクト 2 で有効になっています。
有効になっているサービスのリソース グループ化では、サービス B のリソースを両方のプロジェクトで使用できますが、サービス A とサービス C のリソースは各プロジェクトで使用されます。
Cloud Services コンソールでのプロジェクト作成方法
プロジェクトをセットアップおよび管理するには、組織内で組織の所有者またはプロジェクト管理者ロールを持っていることが必要です。新しいプロジェクトを設定するには、Cloud Services コンソールで の順に選択します。
新しいプロジェクトを設定するには、次の 3 つの手順を実行します。
- 新しいプロジェクトの名前を定義します。
新しいプロジェクトは、使用するサービスが有効になるまで空のままになります。
- プロジェクトに対して有効になっているサービスとリソースを確認します。
[サービスが有効] セクションでサービスが表示され、リソースが [リソース] テーブルにリストされていることで、プロジェクトでサービスが有効になっていることを確認できます。
- 新しいプロジェクトに対するユーザーまたはグループのアクセス権を割り当てます。
自分の組織からプロジェクトを削除する方法
プロジェクトは、次の 2 つの条件が満たされている場合にのみ削除できます。
- プロジェクトに、有効なサービスとリソースが関連付けられていない。
- ユーザーにもグループにも、プロジェクトに対するアクセス権が割り当てられていない。