セルフサービス フェデレーションのセットアップを開始するには、まず特別なフェデレーション組織の [エンタープライズ フェデレーション] ダッシュボードへのリンクを含む招待メールを受信する必要があります。

招待を送信した組織の所有者がユーザーをエンタープライズ管理者として認定し、エンタープライズ ドメインのフェデレーションのセットアップを開始および構成する権限を付与します。

このタスクでは、エンタープライズに最適なフェデレーションのセットアップのタイプを選択して、セルフサービス フェデレーション ワークフローを開始します。

前提条件

特別なフェデレーション組織にアクセスしてセットアップ プロセスを開始するには、エンタープライズ管理者権限を持つ VMware Cloud Services アカウントが必要です。

手順

  1. 受信した招待メールに含まれるリンクをクリックします。
  2. VMware Cloud Services アカウントがない場合は、アカウントの作成を要求されます。
  3. Cloud Services コンソール にログインします。
    招待リンクを使用してログインした場合は、 [エンタープライズ フェデレーションの設定] ページが最初に表示されます。

    [エンタープライズ フェデレーションの設定] ページに表示された [開始] ボタン。

  4. [エンタープライズ フェデレーションの設定] ページが表示されない場合は、メイン メニューから [組織] > [エンタープライズ フェデレーション] の順に開きます。
  5. [はじめに] をクリックします。
    セルフサービス フェデレーションのセットアップの最初の画面では、エンタープライズ ID プロバイダ (IdP) の統合のタイプを選択してワークフローを開始するように求められます。
  6. VMware Cloud Services とのフェデレーション用にエンタープライズ IdP を構成する際に使用する統合のタイプを選択します。
    オプション ワークフロー
    ユーザーおよびグループの動的なプロビジョニング(コネクタなし) このオプションでは、VMware Cloud Services による動的なプロビジョニング向けにサードパーティの SAML 2.0 IdP を構成するための 3 ステップのワークフローを実行します。

    詳細については、動的(コネクタなし)フェデレーション セットアップの手順の概要を参照してください。

    コネクタベースの事前プロビジョニング このオプションでは、次の 5 ステップの手順を実行します。
    • Workspace ONE Access Connector のオンプレミス インスタンスのインストールと構成。
    • Active Directory から同期するユーザーとグループを格納する内部ディレクトリの作成。
    • (オプション)サードパーティの SAML 2.0 IdP の構成。

    詳細については、コネクタベースのフェデレーション セットアップの手順の概要を参照してください。

    注: この手順で選択した統合オプションを元に戻すことはできません。別のオプションに切り替えるには、サポート チケットを発行する必要があります。
  7. [続行] をクリックします。
  8. 選択したオプションの前提条件を確認し、[続行] をクリックします。

結果

これで、セルフサービス フェデレーション ワークフローの最初の手順にアクセスできます。

エンタープライズ フェデレーションのセットアップ ワークフローの最初の手順。

次のタスク

これで、VMware Cloud Services を使用したエンタープライズ フェデレーションの企業ドメインの設定を開始できます。