クローラーはデータを収集して、VMware Edge Network Intelligence のバックエンドに送信し、分析と相関を行います。クローラーは、このドキュメントで説明されているようにローカル ソースからデータを収集し、SPAN または SD-WAN インターフェイスからデータを収集します。複数のクローラーを展開している場合、データを収集するためにクローラーを自動的に割り当てるプロセスを使用します。
クローラーは、SPAN/TAP、SD-WAN 連携を通じてデータを収集し、さらに SNMP、Syslog、および API との連携を使用して、他のネットワーク デバイスからデータを収集します。ネットワーク デバイスが VMware Edge Network Intelligence で設定されている場合、クローラーは自動的にデバイスからのデータ収集を開始します。次の表は、クローラーがネットワーク デバイスと通信する方法を示しています。複数のクローラーまたはブランチを展開している場合、クローラーは、次の表で説明する割り当て基準に基づいてデータを収集するように自動的に割り当てられます。
フィード |
データ フロー |
クローラー割り当て |
---|---|---|
WLAN コントローラ SNMP GET |
ポーリングは、クローラー管理インターフェイスまたは分析インターフェイス (SD-WAN Edge) からネットワーク デバイスに対して開始されます |
クローラーの SNMP に基づいて、トラップが送信されます。クローラーが WLAN コントローラからトラップを受信すると、その WLAN コントローラに対して SNMP ポーリングが開始されます |
SNMP トラップ、Aruba AMON、Cisco テレメトリ、RADIUS syslog |
WLAN コントローラまたはデバイスからクローラー管理インターフェイスまたは分析インターフェイス (SD-WAN Edge) へ |
フィードを適切なクローラーにポイントするように、指定したデバイスで構成する必要があります |
CLI |
クローラー管理インターフェイスまたは分析インターフェイス (SD-WAN Edge) から WLAN コントローラへ |
クローラーの SNMP に基づいて、トラップが送信されます。クローラーが WLAN コントローラからトラップを受信すると、その WLAN コントローラに対して CLI データ キャプチャが開始されます |
UPS/SNMP エージェント/ネットワーク スイッチ SNMP GET |
デバイスからクローラー管理インターフェイスまたは分析インターフェイス (SD-WAN Edge) へ | 応答が正常に受信されるまで、クローラーはラウンド ロビンを行います。必要に応じて、ネットワーク スイッチは ENI 構成ページを使用して手動で割り当てることができます |
SPAN |
SPAN/TAP からクローラーの SPAN/TAP インターフェイスへ |
該当なし |
SD-WAN トラフィック |
グローバル セグメントとの間のすべてのトラフィックに対して自動 |
該当なし |
MIST API、Zoom API、クライアント アプリケーション |
クラウドまたはプライベート クラウドへの直接接続 |
該当なし |