Linux 仮想マシンを作成すると、Fusion の Linux 簡易インストール機能を使用して、あらかじめ用意した Linux オペレーティング システムをインストールしたり、仮想マシンに VMware Tools をインストールしたりすることができます。

前提条件

オペレーティング システムのインストール イメージを取得する必要があります。Fusion には、作成した仮想マシンにインストールするオペレーティング システムは付属していません。

手順

  1. [ファイル] > [新規] を選択します。
    [新規仮想マシン アシスタント] が起動します。
  2. [ディスクを使用せずに続行] をクリックし、[インストール メディア] パネルに移動します。
  3. [インストール メディア] パネルで、[オペレーティング システムのインストール ディスクまたはイメージを使用] をクリックします。
  4. ポップダウン メニューを使用して、オペレーティング システムの .iso ファイルを参照します。
  5. [オペレーティング システム] パネルで、新しい仮想マシンのオペレーティング システムとバージョンが正しいことを確認するか、ポップダウン メニューから正しいオペレーティング システムとバージョンを選択します。
  6. [続ける] をクリックします。
  7. [Linux 簡易インストール] パネルで [簡易インストールを使用] を選択します。
    1. [ディスプレイ名][アカウント名]、および [パスワード] を入力します。
    2. [仮想マシンからホーム フォルダにアクセスする] を選択すると、Mac のホーム フォルダが共有フォルダとして設定されます。これにより、仮想マシンと Mac との間でファイルを共有できるようになります。
  8. ホーム フォルダをアクセス可能にするよう選択した場合は、仮想マシンを [読み取り専用] または [読み取り/書き込み] のどちらにするかを選択します。
  9. [終了] パネルでは、デフォルトの設定を使用して仮想マシンの作成を終了するか、作成を終了する前に設定をカスタマイズできます。
    オプション 操作
    [終了] パネルに一覧表示されている仕様に従って仮想マシンを作成
    1. [完了] をクリックします。
    2. 仮想マシンを保存するフォルダを指定します。デフォルトは user/Documents/Virtual Machines フォルダです。
    3. Mac ホスト上の他のユーザーと仮想マシンを共有するには、仮想マシンを共有フォルダに保存し、[この Mac 上の他のユーザーとこの仮想マシンを共有する] チェックボックスを選択します。共有フォルダへの保存のみを行い、Mac ホスト上の他のユーザーと仮想マシンを共有しない場合には、チェックボックスを選択解除してください。Fusion での共有仮想マシンの作成を参照してください。
    仮想マシンのディスク サイズや他の標準設定を変更
    1. [設定のカスタマイズ] をクリックします。
    2. 新しい仮想マシンを保存します。
    3. [設定] ウィンドウで、仮想マシンのディスク サイズ、プロセッサ使用量、取り外し可能デバイス、その他の設定を変更します。

結果

Fusion は新しい仮想マシンを開始し、オペレーティング システムをインストールして、VMware Tools をインストールします。