Connection Server の初期構成が完了したら、Horizon 7 と View Composer の構成データの定期的なバックアップをスケジューリングする必要があります。Horizon Administrator を使用して、Horizon 7 と View Composer のデータを保持できます。

Horizon 7 は、Connection Server の構成データを View LDAP リポジトリに保存します。View Composer はリンク クローン デスクトップの構成データを View Composer データベースに保存します。

注: デフォルトでは、 Horizon 7 は毎日午前 12 時に Connection Server と View Composer のデータを自動的にバックアップします。

Horizon Administrator を使用してバックアップを実行すると、Horizon 7 が View LDAP 構成データと View Composer データベースをバックアップします。両方のバックアップ ファイル セットは同じ場所に保存されます。View LDAP データは暗号化された LDAP データ交換形式(LDIF)でエクスポートされます。View LDAP については、View LDAP ディレクトリを参照してください。

バックアップは複数の方法で実行できます。

  • Horizon 7 構成バックアップ機能を使用して自動バックアップをスケジュール設定します。
  • Horizon Administrator の [今すぐバックアップ] 機能を使用してすぐにバックアップを開始します。
  • vdmexport ユーティリティを使用して、手動で View LDAP データをエクスポートします。このユーティリティは、Connection Server の各インスタンスで提供されます。

    vdmexport ユーティリティは、View LDAP データを暗号化された LDIF データ、プレーン テキスト、パスワードなどの秘密データが削除されたプレーン テキストとしてエクスポートできます。

    注: vdmexport ツールは View LDAP データのみをバックアップします。このツールは View Composer データベース情報はバックアップしません。

    vdmexport の詳細については、Horizon 接続サーバからの構成データのエクスポートを参照してください。

次のガイドラインは、Horizon 7 構成データのバックアップに適用されます。

  • Horizon 7 は任意の Connection Server インスタンスから構成データをエクスポートできます。
  • 複製されたグループに複数の Connection Server インスタンスがある場合は、1 つのインスタンスのデータをエクスポートするだけで済みます。複製されたすべてのインスタンスに同じ構成データが含まれています。
  • Connection Server の複製されたインスタンスを使用しているからといって、バックアップ メカニズムが機能していると考えないでください。Horizon 7 が Connection Server の複製されたインスタンスのデータの同期を実行するとき、1 つのインスタンスで何らかのデータが失われていると、グループのすべてのメンバーでそのデータが失われる可能性があります。
  • Connection Server が複数の Composer サービスで複数の vCenter Server インスタンスを使用する場合、Horizon 7 は vCenter Server インスタンスに関連付けられているすべての View Composer データベースをバックアップします。