Security Assertion Markup Language (SAML) は、さまざまなセキュリティ ドメイン間で認証情報および権限情報を記述および交換するための XML ベースの標準です。SAML は、ID プロバイダとサービス プロバイダ間において、SAML アサーションと呼ばれる XML ドキュメントでユーザーに関する情報の受け渡しを行います。
SAML 認証を使用して、VMware Horizon を VMware Workspace ONE、VMware Identity Manager、または認定のサードパーティ製ロード バランサ/ゲートウェイと統合できます。サードパーティ製デバイスの SAML を設定する場合は、ベンダーのドキュメントを参照して、VMware Horizon の設定方法を確認してください。SSO が有効になっている場合、VMware Identity Manager またはサードパーティ製のデバイスにログインしたユーザーは、第 2 のログイン手順を介さずにリモート デスクトップやアプリケーションを起動できます。SAML 認証を使用して、VMware Unified Access Gateway またはサードパーティ製のデバイスにスマート カード認証を実装することもできます。
Workspace ONE、VMware Identity Manager、またはサードパーティ製のデバイスに認証の責任を委任するには、VMware Horizon で SAML 認証子を作成する必要があります。SAML 認証子には、VMware Horizon と Workspace ONE、VMware Identity Manager、またはサードパーティ製のデバイス間での信頼とメタデータの交換が含まれます。SAML 認証子を Connection Server インスタンスと関連付けます。