セキュリティ サーバおよび Unified Access Gateway アプライアンスには、PCoIP Secure Gateway コンポーネントが含まれています。PCoIP Secure Gateway を有効にすると、認証が行われた後、PCoIP を使用するクライアントがセキュリティ サーバまたは Unified Access Gateway アプライアンスへの第 2 の安全な接続を確立できます。この接続により、クライアントはインターネットからリモート デスクトップとリモート アプリケーションにアクセスできるようになります。
PCoIP Secure Gateway コンポーネントを有効にすると、PCoIP トラフィックがセキュリティ サーバまたは Unified Access Gateway アプライアンスによってリモート デスクトップとリモート アプリケーションに転送されます。PCoIP を使用するクライアントで USB リダイレクト機能またはマルチメディア リダイレクト (MMR) のアクセラレーションも使用する場合は、そのデータを転送するために View Secure Gateway コンポーネントを有効にできます。
直接クライアント接続を構成した場合は、PCoIP トラフィックなどのトラフィックがクライアントからリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに直接送信されます。
自宅やモバイルの就業者などのエンド ユーザーがインターネットからデスクトップにアクセスする場合、必要なレベルのセキュリティおよび接続性がセキュリティ サーバまたは Unified Access Gateway アプライアンスによって提供されるため、VPN 接続は必要ありません。PCoIP Secure Gateway コンポーネントによって、企業のデータセンターに入ることができるリモート トラフィックが、強力な認証を経たユーザーのトラフィックに確実に限定されます。エンド ユーザーはアクセスが許可されているリソースにのみアクセスできます。