Horizon 6 と Horizon 7 のコンポーネントは、複数の異なるプロトコルを使用してメッセージを交換します。

セキュリティ サーバが構成されていない Horizon 6 と Horizon 7 のコンポーネントとプロトコル は、セキュリティ サーバが構成されていない場合に各コンポーネントが通信に使用するプロトコルを示しています。この場合、RDP、Blast Secure Gateway、および PCoIP Secure Gateway 用の安全なトンネルは確立されていません。この構成は一般的な LAN の展開環境で使用される可能性があります。

図 1. セキュリティ サーバが構成されていない Horizon 6 と Horizon 7 のコンポーネントとプロトコル
図はセキュリティ サーバが構成されていない View Manager コンポーネントとプロトコルを示しています。
注: この図は、PCoIP または RDP を使用するクライアントへの直接接続を示しています。ただし、デフォルト設定では、PCoIP には直接接続、RDP にはトンネル接続が使用されます。

各プロトコルで使用されるデフォルト ポートについては、デフォルト ポート を参照してください。

セキュリティ サーバが構成されている Horizon 6 と Horizon 7 のコンポーネントとプロトコル は、セキュリティ サーバが構成されている場合に各コンポーネントが通信に使用するプロトコルを示しています。この構成は一般的な WAN の展開環境で使用される可能性があります。

図 2. セキュリティ サーバが構成されている Horizon 6 と Horizon 7 のコンポーネントとプロトコル
図はセキュリティ サーバが構成されている View Manager コンポーネントとプロトコルを示しています。

デフォルト ポート に、各プロトコルで使用されるデフォルト ポートを示します。必要に応じて、組織のポリシーに準拠するか競合を回避するために、どのポート番号が使用されるかを変更できます。

表 1. デフォルト ポート
プロトコル ポート
JMS TCP ポート 4001

TCP ポート 4002

AJP13 TCP ポート 8009
注: AJP13 はセキュリティ サーバの構成のみで使用されます。
HTTP TCP ポート 80
HTTPS TCP ポート 443
MMR/CDR マルチメディア リダイレクトとクライアント ドライブ リダイレクトでは、TCP ポート 9427
RDP TCP ポート 3389
注: 接続サーバ インスタンスが直接クライアント接続用に構成されている場合、それらのプロトコルはクライアントからリモート デスクトップに直接接続され、View Secure Gateway Server コンポーネントを介してトンネリングされません。
SOAP TCP ポート 80 または 443
PCoIP

TCP ポート 4172

UDP ポート 4172、50002、55000

USB リダイレクト TCP ポート 32111。このポートはタイム ゾーンの同期にも使用されます。
VMware Blast Extreme

TCP ポート 8443、22443

UDP ポート 443、8443、22443

HTML Access TCP ポート 8443、22443

接続サーバ間通信に使用される TCP ポート

グループ内の接続サーバ インスタンスは、互いに通信するために追加の TCP ポートを使用します。たとえば、接続サーバ インスタンスは、JMS のルーター間 (JMSIR) トラフィックを互いに送信するためにポート 4100 または 4101 を使用します。通常、ファイアウォールはグループ内の接続サーバ インスタンス間では使用されません。