vCenter Serverのアップグレードは、その他の Horizon 7 Server コンポーネントをアップグレードするのと同じメンテナンス期間に実行します。vCenter Server をアップグレードする前に、Horizon 7 データを一部バックアップする必要があります。アップグレード後、View Composer が同じサーバ上で実行されている場合、View Composer サービスを再起動する必要があります。
注:
vCenter Server のアップグレード中に、既存のリモート デスクトップとアプリケーションのセッションは切断されませんが、
vCenter Server のアップグレード中は次の機能を使用できません。
- プロビジョニング状態のリモート デスクトップはパワーオンされません。
- 新しいデスクトップは起動されません。
- View Composer の操作は許可されません。
前提条件
- この手順をいつ実行すべきかを判断します。利用可能なデスクトップメンテナンス期間を選択します。所要時間については、『VMware vSphere アップグレード ガイド』を参照してください。
- vCenter Server データベースと View Composer データベースをバックアップします。
- vdmexport.exe ユーティリティを使用して、接続サーバ インスタンスから View LDAP データベースをバックアップします。
手順については、『Horizon 7 の管理』ドキュメントを参照してください。レプリカ グループ内に接続サーバ インスタンスが複数存在する場合は、1 つのインスタンスからデータをエクスポートするだけでかまいません。
- vSphere を含むアップグレードの準備に一覧表示されている作業を実行します。
- vCenter Server がインストールされているサーバに 認証局 (CA) 署名付き TLS サーバ証明書がインストールされ、構成されていることを確認します。接続サーバをアップグレードした後に、認証局 (CA) 署名付き証明書を vCenter Server が使用しないと、デフォルトの自己署名証明書が Horizon Administrator で無効として表示され、vCenter Server が利用できないというメッセージが表示されます。
- アップグレード後の vSphere のバージョンに対応しているガイドのバージョンを参照して、『VMware vSphere アップグレード ガイド』に一覧表示されている前提条件を完全に満たします。
- インスタント クローンの使用中に vCenter Server をアップグレードする場合は、VMware のナレッジベースの記事 https://kb.vmware.com/s/article/52573 にある手順を参照してください。
手順
次のタスク
vCenter Server または View Composer のデフォルト、つまり自己署名証明書を使用するには、デフォルトの TLS 証明書のサムプリントを受け入れるを参照してください。
Horizon 7 Server コンポーネントのアップグレードが完了している場合は、次のメンテナンス期間に、Horizon 7 のアップグレードを続行します。
- vSphere コンポーネントもアップグレードしている場合は、ESXi ホストおよび仮想マシンのアップグレードを参照してください。
- Horizon 7 コンポーネントのみをアップグレードする場合は、View Agent または Horizon Agent のアップグレードを参照してください。