SviConfig コマンド ライン ユーティリティを使用すると、View Composer データベースを View Composer ソフトウェアとは別にアップグレードできます。このユーティリティでは、アップグレードが失敗した場合のトラブルシューティングを容易にするログ ファイルも作成されます。
重要:
SviConfig ユーティリティは、熟練した View Composer 管理者のみが使用する必要があります。このユーティリティは、View Composer サービスに関連する問題を解決するためのものです。
前提条件
- View Composer データベースをバックアップします。手順については、データベース サーバのマニュアルを参照してください。
- View Composer データベースのデータベース ソース名 (DSN) がわかっているかどうかを確認します。
- このデータベースのデータベース管理者アカウントのユーザー名とパスワードがわかっているかどうかを確認します。
手順
- vCenter Server の仮想マシンまたは物理マシンで、Windows コマンド プロンプトを開き、SviConfig 実行ファイルに移動します。
このファイルは、View Composer アプリケーションと同じ場所にあります。デフォルト パスは
C:\Program Files (86)\VMware\VMware View Composer\sviconfig.exe です。
- 次のコマンドを入力して VMware View Composer を停止します。
net stop svid
- SviConfig databaseupgrade コマンドを実行します。
sviconfig -operation=databaseupgrade
-DsnName=target_DSN
-Username=database_administrator_username
例:
sviconfig -operation=databaseupgrade -dsnname=LinkedClone
-username=Admin
- 入力を求められたらパスワードを入力します。
操作が成功すると、アップグレード手順を示す出力が表示されます。
Establishing database connection.
Database connection established successfully.
Upgrading database.
Load data from SVI_VC_CONFIG_ENTRY table.
Update SVI_DEPLOYMENT_GROUP table.
Update SVI_REPLICA table.
Update SVI_SIM_CLONE table.
SviConfig finished successfully.
Database is upgraded successfully.
- 次のコマンドを入力して View Composer を開始します。
net start svid
アップグレード プロセスの完全なログが作成され、C:\Users\All Users\VMware\View Composer\vmware-sviconfig.log に保存されます。
次のタスク
データベースのアップグレードが失敗する場合は View Composer データベース アップグレードの失敗のトラブルシューティング を参照してください。
結果コードが成功を意味する 0 以外の任意の数字の場合は 手動データベース スキーマ更新の結果コード を参照してください。