View は、エラー状態のリンク クローン マシンと完全クローン マシンを繰り返し削除し再作成することができます。

問題

リンク クローン マシンまたは完全クローン マシンは、エラー状態で作成されると、エラー状態で削除および再作成されます。このサイクルは何度も繰り返されます。

原因

大規模なデスクトップ プールがプロビジョニングされると、1 つ以上の仮想マシンがエラー状態になる場合があります。View の自動リカバリ メカニズムでは、エラー状態の仮想マシンのパワー オンが試行されます。試行が一定回数行われても仮想マシンがパワーオンしない場合、View は仮想マシンを削除します。

View は、プール サイズ要件に従って新しい仮想マシンを作成しますが、多くの場合、マシンの名前は元のマシンと同じになります。新しい仮想マシンが同じエラーでプロビジョニングされる場合、その仮想マシンは削除され、サイクルが繰り返されます。

自動リカバリは、リンク クローン マシンと完全クローン マシンで実行されます。

仮想マシンで自動リカバリの試行が失敗すると、仮想マシンがユーザーに割り当てられていない流動マシンか専用マシンである場合に限り、View はその仮想マシンを削除します。また View は、プールのプロビジョニングが無効になっている場合は仮想マシンを削除しません。

解決方法

デスクトップ プールの作成に使用された親仮想マシンまたはテンプレートを調べます。仮想マシンでのエラーの原因になる可能性のある仮想マシンまたはゲスト OS のエラーを確認します。

リンク クローンの場合、親仮想マシンのエラーを解決し、新しいスナップショットを作成します。

  • エラー状態のマシンが多い場合は、新しいスナップショットまたはテンプレートを使用してプールを再作成します。
  • ほとんどのマシンが正常な状態である場合は、View Administrator でデスクトップ プールを選択し、[編集] をクリックします。次に [vCenter 設定] タブを選択し、デフォルトの基本イメージとして新しいスナップショットを選択して、編集内容を保存します。

    新しいスナップショットを使用して、新しいリンク クローン マシンが作成されます。

完全クローンの場合は、仮想マシンのエラーを解決し、新しいテンプレートを生成し、プールを再作成します。