Windows 7、Windows 8/8.1、Windows 10、および Windows Server クローンの適切なアクティベーションが、クローンの作成時に行われるようにするには、親仮想マシンで Microsoft ボリューム アクティベーションを使用する必要があります。ボリューム アクティベーション テクノロジーにはボリューム ライセンス キーが必要です。

ボリューム アクティベーションによって Windows をアクティベーションするには、キー マネージメント サービス (KMS) を使用します。これには KMS ライセンス キーが必要です。Microsoft 販売代理店に問い合わせて、ボリューム ライセンス キーを取得し、ボリューム アクティベーションを構成してください。

注: マルチプル アクティベーション キー (MAK) ライセンスはサポートされていません。

インスタント クローンまたは Composer リンク クローン デスクトップ プールを作成する前に、ボリューム アクティベーションを使用して、親仮想マシンで Windows をアクティベーションする必要があります。

次の手順は、アクティベーションを行う方法を示しています。

  1. 既存のライセンスを削除するスクリプトを起動します。コマンドを使用して Windows のライセンス キーを削除する方法については、Microsoft Windows のドキュメントを参照してください。
  2. Windows を再起動します。
  3. KMS ライセンスを使用して Windows をアクティベーションするスクリプトを起動します。

KMS は、アクティベーション済みの各クローンを新しく発行されたライセンスを持つコンピュータとして扱います。

注: 新しい KMS サーバを設定し、QuickPrep を使用してリンク クローン デスクトップ プールを作成すると、KMS のクライアント カウントが機能せずリンク クローンが Windows をアクティベートできない可能性があります。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 http://kb.vmware.com/kb/2048742 を参照してください。