Linux 仮想マシンをリモート デスクトップとして展開できるようにするには、Horizon Agent を Linux 仮想マシンにインストールする必要があります。

Horizon 7.0.1 のリリースから、Horizon Agent for Linux は vCenter Server の管理対象仮想マシンを使用します。管理対象仮想マシンは、次の機能強化を提供します。

  • vCenter Server は、Linux デスクトップ デプロイ環境では必須要件です。
  • Linux での Horizon Agent のインストールには、登録は必要ありません。
  • Linux デスクトップに関連する展開では、ベース仮想マシンに Horizon Agent をインストールできます。
注意: NVIDIA GRIDvGPU または vDGA を使用する場合には、Horizon Agent をインストールする前に、Linux 仮想マシンでこれらの 3D 機能を設定する必要があります。Horizon Agent を最初にインストールしてしまうと、 xorg.conf ファイルの必須パラメータが上書きされ、3D グラフィックス機能が動作しません。

vGPU を使用するためのサポート対象の Linux ディストリビューションの設定またはvDGA を使用するための RHEL 6.x の構成を参照してください。3D グラフィックスの構成が完了したら、Horizon Agent をインストールします。

2D グラフィックスを構成する場合は、リモート デスクトップ デプロイ用の Linux マシンの準備の手順を完了した後に Horizon Agent をインストールできます。

前提条件

手順

  1. VMware ダウンロード サイト (https://my.vmware.com/web/vmware/downloads) から、Horizon Agent for Linux インストーラ ファイルをダウンロードします。
    [Desktop & End-User Computing](デスクトップおよびエンドユーザー コンピューティング)セクションで VMware Horizonの View ダウンロード コンポーネントを選択します。 Horizon 7 for Linux で、64 ビット Linux システム用の VMware Horizon 7 のダウンロード ページを選択します。

    インストーラ ファイル名は、64 ビット Linux で VMware-horizonagent-linux-x86_64-y.y.y-xxxxxxx.tar.gz です。y.y.y はバージョン番号、xxxxxxx はビルド番号です。

  2. お使いの Linux ディストリビューションの tar ボールをゲスト OS に展開します。
    例:
    tar -xzvf VMware-horizonagent-linux-x86_64-y.y.y-xxxxxxx.tar.gz
  3. tar ボール フォルダに移動します。
  4. install_viewagent.sh スクリプトをスーパーユーザーとして実行します。
    コマンドライン オプションのリストについては、 install_viewagent.sh コマンドライン オプションを参照してください。
    例:
    sudo ./install_viewagent.sh 
    
  5. -A オプションを指定せずに install_viewagent.sh を実行する場合、Yes と入力して EULA に同意します。
    EULA に同意しない限りインストーラは実行されません。
  6. Linux を再起動して変更を有効にします。

結果

インストール後に、 viewagent サービスは開始されます。サービスが、 sudo service viewagent statusを使用して開始されたことを確認します。

次のタスク

デスクトップ プールに仮想マシンをデプロイします。Linux 版手動デスクトップ プールの作成を参照してください。