管理者は vCAC ブループリントを構成してマシンをプールにプロビジョニングするワークフローを実行し、vRealize Automation で管理対象または管理対象外のマシンを作成して、特定の手動デスクトップ プールに追加できます。

前提条件

手順

  1. vRealize Automation にテナント管理者としてログインします。
  2. 委任された管理者用の資格を追加します。
    1. [管理] タブで [カタログ管理] > [資格] に移動し、リストで委任された管理者に付与する項目をクリックしてください。
    2. マシン ブループリント サービスを [資格のあるサービス] 一覧に追加します。
    3. 委任管理者に特定のプールからマシンを削除することが許可される場合、[破棄] アクションを [資格のあるアクション] 一覧に追加します。[タイプ] として [仮想マシン] を選択します。
    4. 以上の資格を追加し終えたら、[更新] をクリックしてください。
  3. vRealize Orchestrator に管理者としてログインし、Horizon/Configuration フォルダにある [vCAC ブループリントを構成してマシンをプールにプロビジョニング] ワークフローを実行します。
    ブループリントは、vCAC ホストの IaaS ホストの [ブループリント] フォルダから選択できます。
    いくつかのカスタム プロパティがブループリントに追加されます。次のいずれかのメニュー項目に移動します。
    vRealize Automation バージョン メニュー項目
    [6.2.4] [インフラストラクチャ] > [ブループリント] > [ブループリント]
    [7.2 以降] [設計] > [ブループリント] > [ブループリント]
    ブループリントを編集し、 [プロパティ] タブでカスタム プロパティを表示します。ブループリントが管理対象外のマシンのプールのものであれば、 [認証情報名] プロパティが表示されます。 [ExternalWFStubs.MachineProvisioned] プロパティと [ExternalWFStubs.UnprovisionMachine] プロパティは編集しないでください。これらのプロパティはワークフローの ID を示します。
  4. ワークフロー実行の失敗を解決するには、Orchestrator で、[Horizon] > [CoreModules] > [ビジネス ロジック] に移動し、ワークフローを選択すると、そのログを参照できます。
    アクション ワークフロー名
    管理対象マシンを追加する。 add-vcac-machine-to-managed-pool
    管理対象外のマシンを追加する。 add-vcac-machine-to-unmanaged-pool
    管理対象マシンを削除する。 remove--vcac-machine-to-managed-pool
    管理対象外のマシンを削除する。 remove-vcac-machine-to-unmanaged-pool

結果

ブループリントが委任された管理者の [カタログ] タブに表示されるようになりました。委任管理者がマシンの CPU の数、メモリの量、ハードディスク容量のギガバイトを変更できるように IaaS 管理者がブループリントを構成している場合、委任管理者は情報の要求を送信する際に [情報の要求] タブでこれらの変更を行うことができます。委任された管理者はプロビジョニングするマシンの数を変更することもできます。委任された管理者は [要求] タブをクリックし、マシン作成の進捗状況を監視できます。

要求が成功したら、委任された管理者は [項目] タブに進み、左パネルの [マシン] をクリックし、右パネルの一覧にあるマシンを参照できます。委任された管理者はマシン名をクリックし、[破棄] など、利用できるアクションにアクセスできます。ポッドとプール名は [プロパティ] タブにあります。