Horizon Persona Management は、ThinApp サンドボックス フォルダをユーザー プロファイルに含めることで、ThinApp アプリケーションに関連付けられているユーザー設定を維持します。Horizon Persona Management ポリシーを設定して、ユーザーが ThinApp アプリケーションを起動したときのパフォーマンスを向上させることができます。

ユーザーがログインするときに、Horizon Persona Management は、ローカル ユーザー プロファイルに ThinApp サンドボックス フォルダおよびファイルを事前にロードします。ThinApp サンドボックス フォルダが作成されると、ユーザーはログインを完了できます。パフォーマンスを向上させるために Horizon Persona Management ではログイン時に ThinApp サンドボックス データをダウンロードしません。ただし、ユーザーのリモート プロファイル内の ThinApp サンドボックス ファイルと同じ基本属性とサイズでローカル デスクトップ上にファイルが作成されます。

ベスト プラクティスとしては、実際の ThinApp サンドボックス データをバックグラウンドでダウンロードします。[バックグラウンドでダウンロードするフォルダ] グループ ポリシー設定を有効にし、ThinApp サンドボックス フォルダを追加します。移動と同期に関するグループ ポリシー設定を参照してください。

実際の ThinApp サンドボックス ファイルは、大きい場合があります。[バックグラウンドでダウンロードするフォルダ] 設定が有効になっていると、ユーザーはアプリケーションを起動したときに大きなファイルがダウンロードされるのを待たなくて済みます。また、大きなファイルについて [事前ロードするファイルとフォルダ] 設定を使用していると、ユーザーはログイン時にファイルが事前ロードされるのを待つ必要もなくなります。