タスク ワーカー用のステートレス デスクトップ イメージを標準化すると、常にイメージをサポートの簡単な使い慣れた構成にすることができるため、就業者はどれでも使用可能なデスクトップにログインできるようになります。

タスク ワーカーは一連の少数のアプリケーションで反復的な作業を行うため、ステートレス デスクトップ イメージを作成することで、ストレージ容量を節約し、処理要件を抑えることができます。

インスタント クローン デスクトップ プールには、次のプール設定を使用します。

  • インスタント クローン プールについては、リソース使用率を最適化するために、オン デマンドのプロビジョニングを使用して、使用率に基づいてプールを拡大または縮小します。ログイン レートを満たすため、十分なスペア デスクトップを指定するようにします。
  • インスタント クローン デスクトップ プールについては、ユーザーがログアウトすると Horizon 7 は自動的にインスタント クローンを削除します。新しいインスタント クローンが新規に作成され、次のユーザーがログインする準備が整います。このように、デスクトップはログアウトのたびに事実上更新されます。

Horizon Composer リンク クローン デスクトップ プールには、次のプール設定を使用します。

  • Horizon Composer デスクトップ プールについては、ユーザーがログアウトするときにどのようなアクションをとるか(必要な場合)を決定します。ディスクは、時間の経過とともに大きくなります。ユーザーがログオフするときにデスクトップを元の状態に更新すると、ディスク領域を節約できます。また、スケジュールを設定することでデスクトップを定期的に更新できます。たとえば、デスクトップが毎日、毎週、または毎月更新されるようにスケジュールを設定できます。
  • 該当する場合、および Horizon Composer のリンク クローン プールを使用している場合は、ローカル ESXi データ ストアにデスクトップを格納することを検討します。この方法には、安価なハードウェア、仮想マシンの迅速なプロビジョニング、高性能の電力操作、およびシンプルな管理などの利点があります。制限事項のリストについては、ローカル データストアへの Composer リンク クローンの保存を参照してください。
    注: その他のタイプのストレージ オプションの詳細については、 ストレージ要件の軽減と管理を参照してください。
  • 個人設定管理機能を使用すると、Windows のユーザー プロファイルと同じように、ユーザーは常に好みのデスクトップの外観とアプリケーションの設定を使用できます。ログオフ時に更新または削除するように設定されているデスクトップがない場合には、ログオフ時に個人設定を削除するように構成できます。
    重要: 個人設定管理は、セッション間で設定を保持したいユーザー向けのフローティング割り当てプールの実装を促進します。以前は、フローティング割り当てデスクトップの制限の一つは、エンド ユーザーがログオフすると、そのユーザーのすべての設定およびリモート デスクトップに保存したデータが失われることでした。

    エンド ユーザーがログオンするたびに、デスクトップの背景はデフォルトの壁紙に設定され、ユーザーは各アプリケーションの環境設定を再度構成する必要がありました。個人設定管理を使用すると、エンド ユーザーはフローティング割り当てデスクトップのセッションと専用割り当てデスクトップのセッションの区別がつきません。

すべてのデスクトップ プールには、次の一般的なプール設定を使用します。

  • 自動プールを作成して、そのプールの作成時にデスクトップが作成されるようにするか、プールの使用量に基づいてオン デマンドでデスクトップが生成されるようにすることができます。
  • フローティング割り当てを使用して、使用可能なすべてのデスクトップにユーザーがログインできるようにします。全員が同時にログインする必要がない場合、この設定を行うことで、必要なデスクトップの数を削減できます。
  • インスタント クローンまたは Horizon Composer リンク クローン デスクトップを作成することで、デスクトップが同じ基本イメージを共有し、データセンターで使用するストレージ容量をフル仮想マシンより少なくて済むようにします。