再分散操作は、リンククローン仮想マシンを使用可能なデータストア間で均等に再分散します。

可能であれば、再分散操作をオフピーク時にスケジュール設定します。

前提条件

  • 再分散操作について理解しておきます。論理ドライブ間のリンク クローンの再調整を参照してください。
  • 再分散操作のスケジュールを決定します。デフォルトでは、View Composer はすぐに操作を開始します。

    特定のリンク クローンに対し、一度にスケジュール設定できる再分散操作は 1 回だけです。再分散操作がさまざまなリンク クローンに影響する場合は、複数の再分散操作をスケジュール設定できます。

  • 操作が開始されたらただちにすべてのユーザーを強制的にログオフさせるか、各ユーザーがログオフするのを待機してからそのユーザーのリンククローン デスクトップを再分散するかを決定します。

    ユーザーを強制的にログオフさせる場合、Horizon 7 は切断する前にユーザーに通知するため、ユーザーはアプリケーションを閉じてログオフすることができます。

    ユーザーを強制的にログオフさせると、ログオフが必要なリモート デスクトップ上の同時再分散操作の最大数は、[最大同時 View Composer メンテナンス操作数] 設定値の半分になります。たとえば、この設定を 24 に構成し、ユーザーを強制的にログオフさせた場合、ログオフが必要なリモート デスクトップ上の同時再分散操作の最大数は 12 です。

  • デスクトップ プールのプロビジョニングが有効になっていることを確認します。プールのプロビジョニングが無効にされている場合、Horizon 7 によって仮想マシンは再分散後にカスタマイズされないようになります。
  • レプリケートされた Connection Server インスタンスが展開環境内に含まれる場合は、すべてのインスタンスが同一バージョンであることを確認します。

手順

  1. デスクトップ プール全体を再調整するか、単一マシンを再調整するかを選択します。
    オプション アクション
    デスクトップ プール内のすべての仮想マシンを再調整する
    1. Horizon Console で、[インベントリ] > [デスクトップ] の順に選択します。
    2. プール ID をクリックして、再調整するデスクトップ プールを選択します。
    3. [インベントリ] タブで [マシン] をクリックします。
    4. 左の列から、すべてのマシン ID を選択します。
    5. [View Composer] ドロップダウン メニューから、[再分散] を選択します。
    選択した仮想マシンを再調整する
    1. Horizon Console で、[インベントリ] > [マシン] の順に選択します。
    2. 左の列の [マシン ID] をクリックして、再調整するマシンを選択します。
    3. [サマリ] タブの [View Composer] ドロップダウン メニューから [再調整] を選択します。
  2. ウィザードの手順に従います。

結果

リンククローン仮想マシンが更新され、再分散されます。OS ディスクが元のサイズに縮小されます。

Horizon Console では、[インベントリ] > [デスクトップ] の順に選択してプール ID をダブルクリックし、[タスク] タブをクリックすることで、操作を監視できます。タスクをスケジューリングする権限を持つ管理者のみが、中断したタスクをキャンセル、一時停止または再開できます。